藤巻亮太のソロアルバムを聴く

この記事は、いつも通り、BUMP、アジカン、フジの音楽が好きなやつの視点で構成されている。
藤巻くんの音楽をちゃんと聴いたのは、フジファブリック総くんと一緒に2人でやった弾き語りライブがきっかけだ。レミオロメンのメンバー、藤巻亮太は現在、ソロで活動している。
彼のアルバムを2枚聴いたのだが。良い。『オオカミ青年』『日日是好日』だ。なかでもめちゃめちゃ好きになった曲があったので、紹介しようと思う。
下記の記事に出てくる曲が好きな人には、もしかするとピンとくるかもしれない。
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2012年発売『オオカミ青年』
「ベテルギウス」
イントロから良い。そもそも私は星の曲が好きだから、好きにならないわけがなかった。サビの音運びがめちゃめちゃ気持ち良い。そう、こういう音楽が聴きたかったんだ、という感覚になる。明るい曲が聴きたいな、という気分のときにピッタリだ。盛り上がって盛り上がって、静かなメロディになるところが、BUMPの「ray 」を好きな人にもグッとくるんじゃないかと思った。それにしても、藤巻くんの作る曲、歌声はとても記名性が高いな。

2016年発売『日日是好日』
「日日是好日」作詞作曲:藤巻亮太
穏やかな日々が流れるような歌だ。その一方で辛さも流れていて、最後には暖かい気持ちに包まれる、そんな楽曲だと思う。一定のテンポ感が印象的で、ギターリフが耳に残る。最後の歌詞が“今日はいい日だな”で終わるところも良い。タイトルの用語自体は禅の言葉のようだ。

2016年発売『日日是好日』
「春祭り」作詞作曲:藤巻亮太
春を音楽にしたらこんな感じだろうな、と思うような楽曲だ。華やかで賑やかで桜色みたいな印象を受ける。一方で明るいだけじゃないところが良いのだ。しんどいことがある前提で、歌ってくれるからこそ心に響く。最後の歌詞が本当に良い。
僕に出来ることでよけりゃ
いつでも呼んで 力になるからね

最高だなあと思う。

レミオロメンの曲を聴いていて、ツボにグサっとくる曲がいくつもあった。ソロになってもそれは変わらなかった。何度も何度も聴きたくなるようなエネルギーが、藤巻くんの曲にはある。

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