レギュラーラジオとバンドの話

「音楽」と「ラジオ」というのは相性抜群のコンビだと思う。
そして「バンド」と「ラジオ」も相性が良いのではないだろうか。ロックバンドがラジオでレギュラー番組を持っていることも多い。
今日は好きなバンドのレギュラーラジオについて書こうと思う。

BUMP OF CHICKEN
番組名「PONTSUKA!!」(bayfm)
毎週日曜3時から放送されている。音楽なしで、インターネット配信もされているので、全世界から聴ける。メンバー4人の誕生日が良い具合に春夏秋冬なので、ほぼどの時期でも誕生日応援企画、という企画を行っている。ここでしか聴けないBUMP OF CHICKENのテンションがある。さすが老舗レギュラーラジオ。

フジファブリック
番組名「ゆるゆるいかせて」(インターネットラジオ)
通称ゆるいか。隔週金曜日に更新。月2回だ。フジの公式から聴ける。ブログもあるので、過去の放送の雰囲気も分かる親切設計である。さらにFABchというモバイル会員を3ヶ月続けると、過去の放送アーカイブ(3回分とランダム回)が聴けるという超親切設計だ。曲も普通に流す。メンバーだけのレギュラーラジオは、そのバンドの雰囲気の素を聴けて嬉しい。CD発売のタイミングで映像版ゆるいかを行うこともある。公開収録もたまにある。

ASIAN KUNG-FU GENERATION
メンバー全員が出演するレギュラーラジオというレギュラーラジオがない。ゴッチは不定期(多分)で、NHK-FM 「後藤正文のCROSS THE GENERATION」をやっている。
またアルバム発売のタイミングなどで、メンバー全員出演しSCHOOL OF LOCK! のネットラジオをやることもある。
映像作品集などのオーディオコメンタリーからも分かるとおり、4人で話しているのを聴くのはめちゃめちゃ面白いので、是非4人のレギュラーラジオを月1くらいでやって欲しい。3ヶ月に1回、いや、半年に1回でも良いのでやって欲しい。ライブであまり喋らないリズム隊の話が聴ける機会でもあるのだ。(ちなみに彼はフォノだと喋る)

あと、レキシなら「音楽ガハハ」(NHK-FM) だ。定期的にやっていたのだが、最近、流浪の番組になってしまった。池ちゃんとエレキコミックのやっつんとマキタスポーツの3人が色々やる番組である。曲をアレンジすることもあって、これがかなり秀逸で大好きだ。お化粧ソングというコーナーでは、童謡などを、お題の音楽ジャンルに沿ってアレンジするのだ。ロック、パンク、ファンクなどがあったと思う。なかでも唱歌「村祭り」をEDMにアレンジする回は最高だった。「音楽ガハハ」でアレンジされた楽曲を配信してほしい。マジで。
ハナレグミだと「レディオ デ チャカチー」(InterFM897)だ。隔週の放送である。個人的に、永積タカシの声が世界で一番好きなので、至福の時間である。色んなゲストが登場するのも聴き所だ。

レギュラーラジオだけでもこれだけあるので、正直に言えば追えていない。radikoに課金しているので、エリアフリータイムフリーで聴けるものの、気づけば次の放送日が来てしまっている状態だ。特にポンツカはサイクルが早いのでなかなかだ。ただ、NHK-FMは一部の番組しか聴き逃しサービスがなかったり、あるとしても再放送なので、リアルタイムで聴くしかないことが多く、逆に切迫感を持ち、聴ける。ようは、いつでも聴けるという意識が油断を招くのだ。
今は、生活サイクルのなかにラジオを聴く習慣を組み込めたらな、と目論んでいるところである。

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