年1映画マンが『プロメア』を観に行った

年に1回くらい、映画館へ行くことがある。
私はあまり映画を観ない人間だ。たまにどうしても気になった作品があったら、友人を誘って行く程度だ。ライブには1人で行けるが、映画は気になる作品があっても同行者がいないと行く気にならないのだ、不思議なことに。そんななか、ネットで『プロメア』という作品が話題になっていた。BUMPのチャマも観たようだった。いつか観れたらなあと思っていたが、月日は経ち、友人たちも、もう既に観ている状態になってしまった。こうやって公開が終わり、テレビ上演も逃すんだよなーなんて思っていたら、別の人から観に行かないかと声をかけてもらえたのだ。
ということで、以下はプロメアを観た感想を書こうと思う。ネタバレはなるべく避けるつもりだ。

鑑賞前の、私のこの映画に対する印象は、とても断片的なものだった。
青い髪の人がいる。その人はとても真っ直ぐ。とかそんな感じだけだった。
映画を観た。想像してた感じとは全然違った。確かに主人公への印象はその通りだったが、あとは全く違っていた。登場人物もこんなにいたんだ、と思った。
ストーリーは二転三転して、先を想像するのすら追い越されて面白かった。自分の好みとして、展開が多い方が面白いと感じるんだなあということを自覚した。
中でも1番印象に残ったのは絵だ。まず絵柄が可愛くてカッコいい。そして色彩がとても綺麗なのだ。髪の色、瞳の色、目の光、とても印象に残る色味だった。劇中歌も格好良かった。
色々な伏線もちゃんと回収され、文字が画面に出るという演出も印象に残った。終わった後に色々考えたくなる映画は面白い。
あとネットでも話題になっていたが、声がすごかった。
途中まで、この声めっちゃ聴いたことがあるなあ、誰だっけ、と思っていた人物がいた。その人物が叫んだ瞬間、思い出した! 堺雅人だ!!! そして、エンドロールで主人公の声が松山ケンイチだったことを知った。違和感なく観られるのはとても良いことだな、キャラと声があっているのって大事だな、とそんな当たり前のことを改めて思った。
『プロメア』、評判通り面白かった。大体ネットで話題になる作品は、どこかしら面白い部分がある、とゆるく信用しているのだが、今回もその通りだった。映画館で映画を観るのも良いものだなあ、とも思った。年に1回、映画館へ行くたびに、劇場で鑑賞するのはいいなあと改めて思い知る。

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