ハナレグミから辿り着いたohanaのお話(オハナ百景とオハナ白書)

ハナレグミが大好きだ。あの歌声は唯一無二だと思う。世界で一番好きな声だ。
そんなことを思いながら、なんとなくWikipediaを眺め情報収集をしていた。例え全アルバムを聴いたことがあるとしても、自分の知らないことがウィキには沢山載っているのである。そこで目に飛び込んできたのが"ohana"であった。冒頭にあるのに普通に見逃していたのである。

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ohana(オハナ)とは

オオヤユウスケ(Polaris)、原田郁子(クラムボン)、永積タカシ(ハナレグミ/SUPER BUTTER DOG)の3人からなるユニットである。2006年にアルバム『オハナ百景』とシングル『予感』がリリースされた。

ohanaを知った後ひとまず『オハナ百景』を聴いてみた。良い。とても良い。
このバンドの実態はよく分からなかったが、『オハナ白書』を読んだら経緯や雰囲気が伝わってきた。そんな話を次項から書こうと思う。

『オハナ百景』(2006年)を聴いて

全10曲のアルバムだ。
南の島で聴きたいような陽気でのどかな明るさと、海に沈みゆく夕日を眺めているときのような情感のある1枚である。それぞれの歌声のよさやグルーヴ感に、気づけば勝手に身体が動き出してしまいそうな音楽だなと思う。
特に好きな1曲が「オハナレゲエ」だ。永積タカシの良さが溢れ出ている。彼が声を伸ばしたときに宿る、あの心臓を掴んでくるような透明な切実さがたまらない。
それぞれの声が重なる部分がとても気持ちよい。
「オハナレゲエ」は、このアルバムのなかでは、底抜けに明るく陽気な曲ではなく、ゆったりとした聴かせる歌という位置にあると思う。何かのエンディングに似合うような。

このアルバムは南の楽園で1日中聴いていたい。また、流しているだけで南国な気分になる、そんな1枚なのである。次項の『オハナ白書』で分かったことだが、沖縄でレコーディングされた曲もある。

『オハナ白書』を読んで

魅惑のエメラルドツアーのグッズだ。B5サイズで、全60ページの冊子である。遊び心満載の1冊だ。冒頭はドリームワクワクアイドル写真からムーディーバンド、フライデー事件など偽りの歴史ページで彩られている。濃すぎて笑った。
ohana結成の経緯などは、マネージャーさんの綴った日記を読むと詳しく分かるのが良かった。ohana語録や呑ミーティング(3人の話し合い)、家族からの手紙などなど充実した内容である。メンバーが沖縄にいる写真がまた良いのだ。

この冊子のなかで「こなれた新人」というワードが出てくるのだが、そういえばハナレフジのときも言ってたな~と微笑ましくなった。
ohana、もうライブはやらんのだろうか。いつか生で聴きたい。

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