前回は「“レキシ”を知りたい君へ」という記事を書いた。レキシの概要について、出来る限りまとめてみた。
今回は、レキシの曲について綴ろうと思う。
レキシはベストもまだ出ていないし(2019年現在)、シングルも数少ない。だから、普通に好きな曲の話をする。ちなみにセトリ定番曲である「きらきら武士 feat. Deyonná」「狩りから稲作へ feat. 足軽先生・東インド貿易会社マン」は2枚目のアルバム『レキツ』に収録されている。
「真田記念日 feat. Dr.コバン」2007年発売『レキシ 』
いっや、最高。ポップで明るくて聴くと嬉しくなる。メロディもめちゃめちゃ良い。池ちゃんがライブでやったとき、客席の盛り上がりをいじって、お前らファーストアルバムの曲なんか聴いてないだろ! 武士と稲穂ができれば満足なんやろ! みたいなことを言っていた。めちゃめちゃ良い曲なのでみんな聴こう。
池ちゃんが所属していたバンド、100sの中村一義(Dr.コバン)との曲というのもなんだか胸が熱くなる。
「LOVE弁慶」2012発売『レキミ』
疾走感のある曲。曲調はどちらかと言えば明るく、鍵盤がとても良い。でも一方で、なんかすごく切ない。言葉選びも秀逸で、歌詞も好き。曲が展開するところは、弁慶の背景に夕日から星空から見えるような気がする。
「U.SHI.WA.KA」のタイミング難しくない? でもこの部分が大好きなんだよね。ライブで聴けるとめちゃめちゃ嬉しい。
「やぶさめの馬 feat. ハッピー八兵衛」2016発売『Vキシ』
アルバムタイトルは、「レキシ 」と見間違えるような感じでつけている、ということを聞いたことがあるのだが5枚目のこの名はよく思いついたなあ!と思う。
さて、「やぶさめの馬」をフィーチャリングしてるのは、我らがゴッチなのである!
全部最高。何回聴いても楽しい。生でコラボしたことは「じゃあ、フェスはどれに行こうか?」という記事で少し触れたとおりだ。初回盤のDVDでゴッチの話を聞き流す池ちゃんが観られて最高だった。ゴッチがレキシ色に染め上げられているのが良い。でも、一方で、アジカンの匂いもするのだ。
まとめ
ここに紹介した曲たちは、私の好みなので、かなり曲の雰囲気が偏っている。明るいメロディでロックでポップな曲たちだ。レキシの幅はこんなものではない。もっとファンクな曲もあれば、変な曲もあれば、カッコイイ曲もあれば、バラードもある。言葉選びが秀逸な曲もあれば、全力でふざけている曲もある。聴いているうちにだんだんと癖になってくるのだ。そして、やはりレキシの音源を聴いたあとは、ぜひライブに行って欲しい。あの場所でしか観ることの出来ない光景が、確かにあるのだ。
(レキシのライブの雰囲気について簡単に綴った記事はこちら)
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