前回「RADWIMPSをゆるく追ってきた奴の好きな曲」で、ハナレグミに少し触れた。
今日は、世界一好きな声である、ハナレグミこと永積くんについて書こうと思う。
ハナレグミの簡単な説明
今までも、
などでちょくちょく名前は出ていた。
ハナレグミの永積タカシ。その歌声は、最高のひとことだ。少し掠れて鼻にかかるような声、どこまでも透き通る深さと暖かさを持っていて、聴いていると心がほどけていくようだ。
永積くんは、もともとレキシの池ちゃんなどと一緒にSUPER BUTTER DOGというファンキーなバンドを組んでいて、ボーカルギターを担当していた。そんななかソロユニット、ハナレグミとしても活動し、現在バンドは解散している。ちなみに今でも池ちゃんとはとても仲が良い。
オススメの音源
ハナレグミの音源を手に取るなら、おなじみの楽曲が収録されている『音タイム』、ライブ盤である『Live What are you looking for』がおすすめだ。
『 音タイム 』には、きっと一度は耳にしたことがあるであろう「家族の風景」や、ライブ定番曲の「明日天気になれ」が収録されている。余談だが、この曲がライブで歌われるとき、歌詞に出てくる季節が、実際の時期に歌詞かえされるのが大好きだ。“夏の真ん中”が“春のはじまり”“梅雨の真ん中”になるといった具合に。
『Live What are you looking for』では、「光と影」「オアシス」を推したい。この曲をライブで聴いたときの、本当に光と影しかないステージの光景は、ずっと忘れられない。歌声にじっくり聴き惚れる一曲だ。「オアシス」は陽の永積タカシが十二分に発揮された1曲である。この楽曲MVも最高なのでぜひ観て欲しい。
特にライブ盤は、彼が持つパワーを存分に味わうことが出来るのでおすすめだ。
さて、曲についてもっと具体的に書こうと思う。
具体的な曲名
2009年発売『あいのわ』
「大安」
伸びやかな声が非常に気持ちいい1曲。サビを声に出して歌いたくなる。SUPER BUTTER DOG時代にも披露されている。ライブやフェスでも大変盛り上がる1曲である。
2015年発売『What are you looking for』
「フリーダムライダー」
ブラックなイントロから、晴天みたいなサビのバランスが最高の1曲。フェスで初めて聴いて、惚れた記憶があるのだが、のちのち調べてみると、レキシ池ちゃんとの共作の楽曲だということが分かり、深く納得した思い出がある。どうりで大好きになるわけだ。
2002年発売『音タイム』
「Jamaica Song」
ハナレグミはカバーも素晴らしいのだ。色んな楽曲をカバーしているが、なかでもこの楽曲は、ハナレグミの音楽によく似合い、馴染んでる。元は1970年代、Booker T. Jonesの曲だ。ハナレフジ(ハナレグミとフジファブリックのユニット)では、この曲とフジの「透明」という曲が見事に交わり、大好きな曲の競演に心が震えた。
まとめると、上記に書いたライブ音源CD『Live What are you looking for』には、2枚組で全21曲収録されているため、ハナレグミを知るにはぴったりの1枚だ。
話に出て来た「家族の風景」、「明日天気になれ」、「光と影」、「オアシス」、「大安」、「フリーダムライダー」も聴くことが出来る。RADの洋次郎提供曲「おあいこ」も入っている。
ちなみに「Jamaica Song」が聴けるのは以下のアルバムだ。
ハナレグミの曲を聴いていると、心が晴れる。その歌声にモヤモヤを吹き飛ばしてもらえるような、そんな感覚があるのだ。明るい曲も静かな曲もどれも人を癒やすような、そんな力があると深く思う今日この頃である。
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