好きなバンドの聖地巡礼が楽しい話を書きたい

Twitterで「#聖地巡礼図鑑」という試みをやっている。
旅行にも行けない日々なので、今まで行った聖地を紹介しようと思ったのがきっかけだった。

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そもそも聖地巡礼の楽しさって

ファンの聖地巡礼とは、対象の人物たちが訪れた場所に自分も行ってみるという認識で今回の話を書く。
聖地巡礼の楽しさとはなにか。
ただただ単純に、その場に行くとテンションが上がる。同じ場所で同じポーズをする、文字にすると簡単なことだが、近場でもない限りこれが意外と難しい。だからこそなのか、画面で見た景色が目の前に広がると、やはり喜びが湧き上がるものである。
バンドの聖地巡礼といえば、パッと思い浮かぶのはMV、インタビュー、ロケ地、SNS、食べ物系だろう。BUMP、アジカン、フジ、レキシについては聖地の傾向を後述する。

こんな格言がある。
「聖地巡礼は鮮度が命」
撮影当時とは、景色が変わっているかもしれない。お店だったら、なくなっているかもしれない。そのため、行けるときに行くのが吉だ。ちなみになくなっていても、ここが跡地かーと感慨に耽ることは可能である。鮮度は命とは言え、10年前の撮影地に行って、同じポーズを取り、きっと10年前に観たであろう景色の一端に触れる経験は何とも言いがたいものがある。
ある聖地巡礼の旅についての記事を書いたので、もしよければ一読してみて欲しい。

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各バンドの聖地

BUMP OF CHICKEN

ツアーを行うなかで、チャマがTwitterで日本各地で訪れた画像をあげてくれるため、聖地がボコボコ増えていく。オーソドックスな観光地から、橋まで色んな場所があるので、行き甲斐がある。写真をアップしたあと、その場所に人がめちゃめちゃ増えて地元のひとから驚かれるようだ。何の変哲のない顔ハメパネルに人が行列をなす現象が起こったりする。飲食店は閉店してしまっているところもあるようなので、やはり鮮度が命だ。
“トオサンゾ(アラワレタ)”ポーズを各地の名所でしている人は、きっとBUMPリスナーだろう。
千葉県佐倉市臼井のエリアは、BUMPが過ごしていたこともあって、聖地目白押しだ。「くだらない唄」「透明飛行船」など曲のもとになったと思われる場所を実際訪れることができるのは痺れる。

ASIAN KUNG-FU GENERATION

MVの撮影地が聖地として分かりやすい。

アジカン所縁の地巡り~「君という花」と断崖絶壁~
アジカンの「君という花」MV撮影地巡りをした日の話です。そこで出会ったものとは・・・・・・

に書いた「君という花」、あとは「ソラニン」など屋外で撮影が行われたものが行きやすい。メンバーと同じ画角で写真を撮るのが楽しい。
また名盤『サーフブンガクカマクラ』のおかげで、江ノ電全体が聖地みたいなものだ。ゴッチの日記のツアー中などを掘ると聖地が増える。ゴッチや潔のSNSや雑誌の屋外撮影で聖地を探すこともできる。

フジファブリック

キーボードダイちゃんのおかげで食関連が比較的多い。モバイル会員サイトで行われる企画の中に、公演地の美味しいものを紹介するコーナーなどもあった。ゴッチがゴッチの日記で

フジファブリックは良い感じの打ち上げ会場でええもんを食っているという勝手なイメージを持っていた

https://k.asiankung-fu.com/s/n2/diary/detail/65534?ima=3208&cd=akg_gotch(ゴッチの日記、2014-07-05)

と書いていたが、その通りだなと思う。フジファブリックがうまいと言ったものは大抵うまい。お土産なども紹介している。
またフジもMV、CDジャケット、雑誌や書籍、SNSなど多岐にわたり聖地が存在する。『東京、音楽、ロックンロール 』という志村くんの本に載っている高円寺、映像作品についているフジ所縁の地観光MAPなど、その場所に行きやすいイメージがある。

レキシ

江戸東京博物館、日本各地の史跡にかなり訪れている。特に江戸東京博物館は、テレビのインタビューなどで訪問している姿を確認できたり、歌詞を考えるときに訪れると語っていたこともある。
"レキシ"というだけあって、各地の遺跡などに造詣が深い。どの土地を訪れているかは、インスタグラムやファンクラブの会報などで観ることが出来る。「SHIKIBU feat. 阿波の踊り子」の京都を駆け巡るのも面白そうだ。

各バンドのもっと詳しい土地の情報はいずれ別の記事でまとめられたらな、と思う。

おわりに

なぜ聖地巡礼へ行くかと言えば、楽しいからのひと言に尽きる。
ある雑誌の撮影ポイントをGoogle マップで探したら見つけてしまったので、そこにも行きたい。写真を撮りたい。

今はといえば、一番行きたいのは江ノ電だ。江ノ島の写真に絵を描き込んでたら、あの辺へ行きたい気持ちがむくむくと湧いてきてしょうがなかった。

人が行き交うホームを抜け、緑色の看板がかけられた路線へ向かう。黄色と緑が特徴的な電車に乗り込む。人々の生活と観光客の浮かれに紛れ込みながら『サーフブンガクカマクラ』を聴き、電車に揺られる。海が見える、街が見える。
そんな日を心待ちにしているのだ。

【今日の曲】
ASIAN KUNG-FU GENERATION「藤沢ルーザー」『映像作品集6巻~Tour 2009 ワールド ワールド ワールド~』(2009年)

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