テレビで出会った音楽の話~チェコ、かまってちゃん、ミイラズ、The Floor~

音楽との出会い方」という記事で書いたように音楽と出会うには色んな方法がある。そのなかでも、オーソドックスであり異色でもあるテレビでの出会いについて書こうと思う。
私がテレビで出会ったバンドは以下のバンドだ。
・Czecho No Republic
・神聖かまってちゃん
・The Mirraz
・The Floor

チェコについては「Czecho No Republicを聴く。好きな曲の話」で書いたようにWOWOWで放送されていたフェスJAPAN JAMの映像で知った。それから音源を集め、1ツアーに1回はライブに行きたいな、と思うほどになっている。

神聖かまってちゃんは、SPACE SHOWER TVの邦楽MV特集を観たときに出会った。衝撃を受けた。それまで1.3倍速で流し観ていたのだが、「ロックンロールは鳴り止まないっ」がかかり、めちゃめちゃ惹きつけられたのだ。普通の速度に戻しじっくり聴いた。巻き戻して何回も聴いた。まずイントロの鍵盤音からバンドサウンドになるところがグッとくる。歌詞のなかで描写される気づきに対する感覚は身に覚えがあって、心がひっくり返りそうになった。この曲に渦巻く切実さに身を焦がされる。

The MirrazはROCK IN JAPAN FESTIVALの放送で観かけた。流れていたのは「僕らは」という曲だった。性急さに包まれたメロディ、Aメロのときなどずっとうしろで流れるリフ、高らかに歌われるサビと速度を増す声、この曲は格好いい。いわゆるキラーチューンだと思う。人の心を一発で突き刺す求心力がある。余談だが、The Mirrazを知ったあとチェコのメンバーがサポートに入っていたこともあると知って驚いた。音楽世界は繋がっている。

The Floorもテレビで流れていたのが気になったことがきっかけだったと思う。おそらくこれもまたフェスの映像化何かを流し見ていたときだった気がする。ああい、いいなあ!と思った勢いのまま『Re Kids』というCDをタワレコで購入したのをよく覚えている。KANA-BOONが好きな人に聴いて観て欲しい気持ちがある。明るくてメロディがクセになる。

たまにテレビのBGMで気になる曲が流れることもある。NHKの番組の後ろでアジカンが流れたり、フジファブリックが流れるとテンションが上がる。意外とアンテナを張っていると面白いかもしれない。曲を検索するのも大分楽になったので、音楽と接続したいと思えば聴ける環境はすでに整っているようなものだ。
考えてみれば、地上波でもMステやJAPAN COUNTDOWN、CDTVなど意外に音楽と出会う機会は沢山ある。
テレビを観なくなって久しいが、たまにつけてみるのもいいかもしれない。

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