いつかの旅の記録~兵庫編~

キノボリくんは旅がわりと好きである。出不精だが旅に出るのはワクワクする、という感情を持ち合わせている。

今日は神戸らへんを巡った話を書いてみよう。
かなり前のことなので、記憶は断片的だが、それでも印象に残っていることがいくつかある。

その日は異人館を見ていた。あらあ、素敵ねなどの感想を漏らしたと思う。周辺の町並みも面白く、歩くのが楽しい場所だった。
最近観光するとき、スマホで道案内を表示することが多い。最短距離で目的地へ着こうとする。でもそのときは違ったのだ。特に目的地も決めず、ぶらぶら歩いていた。階段を上ったか下ったか、細い道を通ったか、とりとめもなく歩いていたら、ジャムのお店を見つけた。沢山のジャムが瓶に詰められて売られていた。見たこともないようなものが煮詰められていたりして、とてもワクワクした。
いくつか買って帰って食べたそれは、とても美味しかった記憶が残っている。
それが強く印象に残っていることのひとつ。
もうひとつは街並みだ。電車のなかから見ると大好きな街並みというのが何カ所かある。熱海、横浜周辺、京浜急行本線だ。横須賀へ行く道すがらも、とても良かった。
そして神戸の街も非常にワクワクした記憶がある。斜面に所狭しと家が建つ光景が大好きだ。平野より、丘に家が建ち立体的に街が見えるのが楽しくてしょうがない。坂が多いと住むのは大変そうだ、と毎度思うが、電車から眺める分にはウキウキが止まらない。
街の形にもときめいたが、三宮駅周辺も見所がいっぱいだった。ぶらぶらショッピングしたい人にはぴったりだと思う。

持論だが、横浜、神戸の空気感は近しいものがあるとずっと思っている。街の役割というか、成り立ちなどがそう感じさせるのだろうか。色んな場所を巡っていると、街の形を比較するのも面白いものだ。大きい都市には大きなアーケードの商店街があるとか。

そして最後に余談だが、泊まったホテルの洗面所に「六甲山の水が出ます。飲めます」というようなことが書いてあった。単純なので、水を美味しく感じた。
また兵庫に行きたい。

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