RADWIMPSをゆるく追ってきた奴の好きな曲

これは、BUMP、アジカン、フジを大好きな奴が書くRADWIMPSについての話である。だから、下記であげる曲を、上記3バンドが好きな人は気に入るかもしれない、などとちょっと期待しながら書く。 また、『君の名は。』『天気の子』でRADを気になった人にも聴いてみてほしい楽曲だ。

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RADWIMPSを好きになるまで

とはいえ、そもそもアジカン、フジを沢山聴くようになる前からラッドを聴いていたのだ。入り口はSCHOOL OF LOCK!と『有心論』だった。そしてアルバム『RADWIMPS 3~無人島に持っていき忘れた一枚~』を買って狂ったように聴いてから、ゆるゆるRADの音楽と触れあう日々がはじまった。「セプテンバーさん」が大好きだった。

ライブの雰囲気については「ライブ中の雰囲気、バンドごとの話~レキシ、シェフ、スピッツ、RAD、スペアザ~」で少し触れている。
では、好きな曲を3曲あげたいと思う。

好きでおすすめしたい3曲

2003年発売『RADWIMPS』
「ずっと大好きだよ」 「ほんと?…」
曲名から個性的である。改めて聴いたら、過去のあれやこれがよみがえってくるようで、体中痒くなりそうだ。ただ、すごい良い曲なのだ。まずメロディがよい。シンガロングな曲だと思うのだが、多分ライブで全然やらない曲だとも思う。RADの初期のイメージがこれだ。「そりゃ君が好きだから」、「ララバイ」もすごい好き。真っ直ぐなラブソングだけじゃない感じが良い。

2011年発売『絶体絶命』
「億万笑者」
この曲の切実さが、とても大好きだ。私にとって、最近のRADのイメージとぴったり合致する曲でもある。間奏のギターリフもめちゃめちゃ格好いい。サビに入る前の音の組み方もすごくグッとくる。このアルバムは好きな曲が本当に多い。歌詞の熱量にやられる。「透明人間18号」、「君と羊と青」、そして「ツクツク法師」は特に何度も何度も聴いた楽曲たちだ。

2013年発売『xと○と罪と』
「アイアンバイブル」
機械にスイッチを入れる感じや、音遊びのイメージがある曲だ。『xと○と罪と』のジャケットみたいに色を沢山塗りたくったような、多彩さがある。こういう曲を作る人が「ララバイ」みたいな曲も作った、と考えると信じられるような信じられないような気持ちになる。
色んな要素がある曲だと思う。ライブでは、ちょっとジャズっぽい雰囲気も出てめっちゃ格好良いのだ。歌うのが気持ち良い1曲だ。

ちょっとした余談

ある日、初めてハナレグミを聴いたフェスのことだった。永積くんが歌っている曲にRADっぽい要素を感じたのだ。帰って調べてみたら案の定、RADの洋次郎くんがハナレグミに楽曲提供した曲だった。「おあいこ」という曲である。絵を描く人に絵柄があるように、文章を書く人に文体があるように、音楽を作る人にも記名性があるのだなと思った。この人らしさ、みたいなものが面白いな、と感じた。

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まだまだRADの好きな曲は沢山ある。やっぱり書き切れなかった。彼らの楽曲は、耳にしたとき、すぐにRADだと、聴いたことがない曲でも分かる。メロディ、声、歌詞、リフどれをとっても唯一無二の存在だな、と思うのだ。

次回は、ハナレグミについて綴った。

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