これまでチケットを入手する方法を書いてきた。
・チケットを取る具体的な方法とその種類~会員先行からプレガイドまで~
・チケットを取る方法~一般発売~
・チケットを取る方法~一般発売後と特殊パターン~
・チケットを取る方法~探す編~
では逆に、チケットが余ってしまった場合どうするか。今日はその話を書こうと思う。
チケットを譲る方法のいくつか
ライブへ行けなくなってしまうということは、不意に降ってくる。本当に辛いことだ。行事、仕事で行けなくなった、体調を崩してしまった、ケガをしてしまった、突然外せない用事が入ってしまった、理由は様々だろう。私も何回かチケットを譲るため奔走したことがある。その経験をもとに書こうと思う。
まず方針は以下の通りだ。
・知り合いに声をかける
・SNSで探す
・現地で探す
さて、譲り先を探すにしても、どの段階かや、現地でのやりとりが出来るのかなどによって対応は変わってくる。
知り合いに声をかける
今まで自身の体験を振り返ると、余ったチケットは70%、リアルの知り合いに譲ってきた。音楽好きの友人、知人とその兄弟、など心当たりのある人に声をかけていく。その人の現所在地も考慮して聞いてみるのだ。
SNSなどで探す
残りの30%はネット上で探した。
自身が現地で行く場合は、チケットと現金のやりとりをその場で行う。行かない場合は前もって郵送やどこかで手渡しが出来ないかのやりとりをし、取引をする。
ネットでやりとりする場合、公演名や枚数、金額(発券手数料などチケットを取る際にかかった正規の料金、郵送代)の扱いをしっかり確認することが重要だ。たまに2枚譲りたいのに向こうは1枚だけのつもりだったなんてこともある。
例:前もって手渡し
「前もって手渡し」について例を挙げてみよう。一方が東京在住、一方が福岡在住とする。譲りたいのは福岡在住の人所持、広島公演のチケットだ。そのツアーは広島公演の1週間前に大阪公演があった。そしてその大阪でのライブには双方参加する。こういう条件が重なると現実世界で取引が出来るのだ。
例:1ヶ月以上前に発覚
また別の具体的な状況を想定して書いてみる。
状況設定は以下の通り、前もって発覚シチュエーションだ。
1ヶ月以上前くらいに、行けないことが発覚した。2枚余らせており、現在の所持者は当日現地へ行けないパターンだ。
この場合、チケットはおそらくまだ発券期間に入っていない。発券は大抵1~2週間前から開始されるからだ。また、チケットが配送の場合もまだ手元には来ていないだろう。すると未発券でコンビニ発券が選択されているなら、金銭のやりとりを済ませ、発券番号を伝えるという手法がとれる。これなら、チケットを郵便で相手に送るという手間が省ける。知人などとはこの方法でやりとりがしやすいのだが、ネット上で知り合った人だと、信用が重要になってくる。お金を支払後、音信不通という危険性が考えられるからだ。
直前の場合、郵送が間に合わない可能性も出てくるので、行くか行けないかの判断は早いに越したことはない。ただ、直前で譲り先が見つかるパターンというのがある。自身の体験でも、1ヶ月間SNSで募集したが、誰からも連絡は来ず、ライブ当日、諦めて現地へ向かっている電車の中で、譲って欲しいという連絡が来たことがある。
個人的に取りたい手法の優先度
個人的に取りたい手法の優先度としては、
実際に会ってチケットと金銭を交換>振り込みと郵送でチケットを譲渡
の順である。ネット上で知り合った人と実際会うのは抵抗がある部分も確かに感じるが、郵送の準備をして振り込んで、などのやりとりを詰めるよりは楽なのだ。
譲るやりとりには色々な状況が考えられるだろう。そのときにあわせてうまく乗り越えたいものである。
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