ライブ中の雰囲気、バンドごとの話~レキシ、シェフ、スピッツ、RAD、スペアザ~

前回はいちツアー中、何回も行くバンドたちについて書いた。今回はそれより頻度は少ないが、定期的にライブへ行くアーティストについて書く。

レキシ
レキシのおじちゃんが見事に導いてくれる安心安全設計だ。さすがエンターテイナーである。クラップにコールアンドレスポンス、手の振りにタオル回し、そして稲穂振り、観客の歌うタイミングが違っても「ちがうちがう、そうじゃない」と説明してくれる。あと、コールアンドレスポンスを「ん~いいね、いいよ」と褒めてくれる。そして二時間続けさせようとする。
ただ、「SHIKIBU」の冒頭と最後の「ヘイッ!」は押さえたい。また「狩りから稲作へ」のコールアンドレスポンスも完璧に出来るとめっちゃ楽しい。余談だが、ハナレグミの永積くんとコールアンドレスポンスが似ている部分があって、ああ、同じバンドだったんだなあああ、と微笑ましく思う。

the chef cooks me
新曲も観客へ歌わせに来たときは笑った。そして歌えるファンたち。ボーカルのシモリョーがフロアに降りてきたり、皆でしゃがんだり、自由すぎて本当に楽しい。ピースフル。こんな幸せな空間ある?って感じである。飛び跳ねたり、歌ったり、開放感のあるライブだと思う。また行きたい。

スピッツ
特にアリーナ公演だと本当に色んな世代がいて、居心地が良い。「メモリーズ・カスタム」の手振りが独特でついてくのに慌てた。「けもの道」や「恋する凡人」は飛び跳ねて聴いた。「野生のポルカ」のご当地歌詞替えにも注目だ。さすがスピッツ、重度なファンじゃなくても聞き覚えのある曲がたくさんあるから凄い。
あと、ベースの田村さんを観るのが楽しい。特に「8823」は毎度のことながら圧巻。ドラムの﨑ちゃんがスティックで客席をぐるりと指すのもかっこいい。

RADWIMPS
「ます。」の「ヘイ!ヘイ!」というタイミングは、初見だと難しい。間違えたのがめちゃめちゃ恥ずかしかった。RADはイケイケな人からロックファンまで色んな人がいた。普段、交差しないような人々と一緒に熱狂したのが面白かった。色んな曲のコールアンドレスポンスもさすがのやりとりで楽しかった。

SPECIAL OTHERS
基本的に、最初に立った定位置から動くことがないと思う。その場所でゆらゆら楽しげに聴く感じだ。インストバンドという性質もあってか、ライブ玄人みたいな人が多い印象がある。ただし、ここでこうする、みたいな振りの印象がないので、誰でも聴きに行きやすいと思う。アンコール後にはけるとき、ライブハウスで前の方にいると、メンバーと握手できるかもしれない。距離感に照れるぞ。

思い出せる限り書いてみた。やはり何度も行っているバンドだとよく覚えているものだ。
ここには書いていないバンドのライブも行ったことはあるのだが、楽しかったなあ、という気持ちしか思い出せない・・・・・・。
これがフェスでは各バンド、雰囲気が変わってくる。また地方のライブかにもよって、客のノリも変わってくるのが面白い。場所によっては、ミラクルが起こることもある。これもまた遠征する醍醐味なのだ。

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