アジカンの本は沢山ある。今回は、そんな豊富な書籍媒体について、一覧とそれぞれの簡単な紹介を記してゆく。
ちなみにギタボ・ゴッチ関連書籍(エッセイなど)もまた沢山あるので、個別に記事を作った。
ちなみに前回はBUMPの書籍について書いている。
アジカン関連書籍一覧と個別の記事リンク
大容量なドキュメンタリー・ブック
『夏、無限。』(2004年)
『春か、遥か。』(2007年)
『ジュウネン、キセキ。』(2014年)
『未来、繋ぐ。』(2017年)
『ASIAN KUNGーFU GENERATION FILE 2003ー2010』(2010年)
『ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour VIBRATION OF THE MUSIC 2010-2011』
『ASIAN KUNG-FU GENERATION THE MEMORIES 2003-2013』(2013年)
『This is ASIAN KUNG-FU GENERATION』(2013年)写真集
『ASIAN KUNG-FU GENERATION 20th Anniversary Special Book』(2016年)
『SESSION IN THE KITCHEN』(2015年)潔とフジダイちゃんの共著料理本
各書籍の簡単な紹介
さて、ご覧の通りアジカンは書籍が大変豊富なのである。そして文量もかなり多い。
まずは、ドキュメンタリーブックだ。第4弾まですべて、非常に内容が充実した本である。アジカンのツアーやライブについて、色んな出来事があったことを窺い知れる非常に興味深い本たちだ。ステージに立つ前のアジカン、舞台を降りたあとのアジカン、普段は見ることの叶わないその姿を知ることの出来る貴重な文献でもある。セットリストも書いてあるので、うわっこんな場所でこんな曲を!? と羨ましかったりもする。
『ASIAN ~ FILE 2003ー2010』は音楽雑誌『Talking Rock!』関連のインタビューやライブリポを集めたボリューミーな書籍である。当時のニューアルバム『マジックディスク』についてのインタビューも収録されており、これまた大変読み応えがありおすすめの一冊だ。
『ASIAN~THE MEMORIES 2003-2013』はヒストリーブックだ。デビュー10周年の機会に発売された記憶がある。この本もめちゃめちゃおすすめだ。というか、アジカンを知りたいならひとまずこの本を読めば良いと思うくらい、上手くまとまった読みやすい書籍である。この作品いつのだっけ、や、この年アジカン何してたっけがすぐに分かる本でもある。年表もディスコグラフィーも記載されている上に、それを振り返るメンバーインタビュー、ジャケットを担当する中村先生のコメントも掲載されている充実っぷりだ。個人的にはフジのダイちゃんのインタビューが載っているのも嬉しい。
その後アジカンは、写真集(特典はメンバー使用絨毯の切れ端)、結成20周年本(面白トークCD付き)などを出している。
あの素晴らしい作品たちがどうやって出来るのかを知りたい、という欲求がずっとある。書籍を読むと、その一端に触れることが出来たような気がするのだ。こういう空気感のなか、こういう作品が生まれたのか、こういう出来事が積み重なって、こういう形に辿り着いたのかなど、垣間見ることが出来ると非常にワクワクする。
だから私は音楽を聴きながら、本を読む。
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