東京での様子は「渋谷「フジファブリック・エキシビション」の展覧会へ行ってきたレポ」に書いたとおりだ。
今回は、そのフジ展が地方巡回をするとのことで、名古屋での展覧会に行った話である。場所は、名古屋パルコ 西館6階 パルコギャラリーにて行われている。
渋谷での展覧会との差異を中心に話を進めていこうと思う。
第一に、入場時に貰えるステッカーの色が違った。渋谷展のときは青色だったが、今回の名古屋は赤色なのだ。ちなみに開催場所や期間の印字も、もちろん違った。ネットで観測する限りだと、福岡では緑色だったようだ。個人的な予想だが、大阪は黄色だとおもう。どうなんだろう。
第二に、展示の内容だが、体感として渋谷の時よりスペースが二倍くらいあったような気がする。広々ゆったりした空間だった。アート作品自体の展示に変化はないが、一番の違いは、渋谷で展示されていた「志村くんのギター」が「志村くんの帽子2つ」になっていたところだった。見た瞬間、まるでそこにいるようで、なんか、なんだろう、来て良かったなあと思った。帽子の羽やタグもじっくり見ることが出来るので、ぜひ足を運んでみて欲しい。
また、時間があるならば「若者のすべて」に関する展示は、音楽再生機器をもっていき、イヤホンをしつつ同曲を流しながら眺めるのが大変おすすめだ。展示パネルを読んでもらえれば、言っている意味が分かると思う。この作品を観ているとき、帽子のおかげで、志村くんが隣にいるみたいな気分になって、ちょっと面白かった。
他の気づいた点といえば、展覧会のフライヤーがあった(渋谷では確認できず。あったのかな?)。グッズが載っているチラシだ。あと、VRはスタッフさんが手厚くサポートしてくれたのでありがたかった(時間や混雑具合にもよるかもしれないが)。例の魚の看板もとても見やすい位置に飾られている。
ちなみにこの展覧会が行われている名古屋パルコ、連絡通路で繋がっている別館にはタワーレコードがあるのだ。このタワレコには、総くんがインフルエンザでダウンしたキャンペーン時期、代打で来た金澤ダイスケの痕跡が展示されている。コメントカードはもちろんのこと、なんと激レアアイテム・サイン入りドラゴンポテトも展示されているのであった(2019年10月現在)。また、すぐそばのBUMPの棚には、可愛いPOPや彼らのサイン色紙が展示されている。フジの話に戻るが、レジ前の展開に飾ってあるイラストのそばにも金澤ダイスケのサインと謎のクマ(?)が描き残されている。展覧会とあわせて是非見てみて欲しい。個人的に名古屋タワレコのPOPはフォントが独特で可愛らしく、色んなアーティストを推していて愛が溢れていてウキウキした。
タワレコのうえには、クラブクアトロがあるし、下の階には楽器屋や趣味の良い本屋があるので、この辺を見て回るのも面白い。
ぜひ、フジと音楽に溢れた一日を名古屋で過ごしてみてはいかがだろうか。
【今日の曲】
フジファブリック「若者のすべて」『TEENAGER』(2008年)
BUMP OF CHICKEN「ベンチとコーヒー」『jupiter』(2002年)
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