フジファブリックは書籍媒体も豊富だが(「音楽と書籍の話～フジファブリック編～」)、映像作品も豊富だ。今回は簡単に紹介する。ちなみにライブ映像やツアー映像は、映像作品だけとしてリリースされず、CDアルバムの初回盤につくことも多い。(手っ取り早く知りたい方はこちら「【まとめ】フジファブリック映像作品と購入のおすすめ」)
『FAB CLIPS』(2006年)
『FAB CLIPS』は最初期のビデオクリップ集だ。四季盤から『FAB FOX』までの映像がおさめられている。メイキング映像なども収録。ちなみにこれ以降から2009年までのビデオクリップは『SINGLES 2004-2009【初回生産限定盤】』のベストアルバムに、DVDが付く形でリリースされた(初回盤のみ)。こちらもメイキング映像収録。2006年には入らなかった「花屋の娘」も観ることが出来る。
『Live at 日比谷野音』(2006年)
初のライブ作品。なぜ「Master Line」演奏したのに入ってないねん。初回盤には特典映像が付いている。名曲「Master Line」は後述の『FAB BOX』の『RARE TRACKS&COVERS』で聴くことが出来る。この映像と『Hello!! BOYS & GIRLS HALL TOUR 2015 at 日比谷野音』をあわせて観るのもおすすめ。
『Live at 両国国技館』(2008年)
何度も観た作品のひとつ。セトリが特に好み。「星降る夜になったら」「唇のソレ」「夜汽車」の流れが最高なのと、「TEENAGER」「虹」「開店休業」は散々観た。ライブ映像を観るのことの醍醐味のひとつにライブアレンジ、曲の変化があるけど「唇のソレ」はこれとあわせて『Live at 渋谷公会堂』とか観ると面白い。「虹」のソロ回しがめちゃくちゃやってて最高。ベースが特に好き。あとダイちゃんが志村くんにいじられまくってる。最高に楽しいぞ！
『FAB BOX』(2010年)
超大充実のヤバい箱。2014年に復刻版が出ている。2009年までのフジファブリックの歴史を事細かに観ることの出来る映像がたくさん詰まっている。見つけたら速攻で買って欲しい作品。内容は公式に詳しいが、個人的に、特に『DOCUMENT 映像集』(フジの日々を丁寧に残した映像集。泣いちゃう)『シングルB面集 2004-2009』(カップリング集、良い曲ばっか)『RARE TRACKS&COVERS』(レア音源すぎる。特に「Master Line」「シェリー」は必聴)が最高だった。
フジのライブ映像は、よくぞリリースしてくれました！ と拍手喝采したいモノばかりだ。まずはじめに買うとして、上記のなかですすめるなら、『Live at 両国国技館』だ。『FAB BOX』が見つかるならぜひ買った方が良いと思う。まちのCDショップの片隅とかに復刻版があるかもしれない。どうなんだろう。
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