渋谷「フジファブリック・エキシビション」の展覧会へ行ってきたレポ

現在、渋谷 GALLERY X BY PARCOで開催されている「フジファブリック・エキシビション」へ行ってきた。渋谷は9月3日(火)までなので、時間が空いていたりしたら、ぜひ行ってみると楽しいと思う。入場料は800円だ。詳しい情報は公式サイトを見てほしい。

まずは展覧会がどんな感じだったか、ネタバレにならないように綴る。
展覧会をやっているのは、スペイン坂である。アルバム『F』のとき、看板探しをやった人には見覚えのある場所だ。

近くの道にも展覧会の看板があるので、分かりやすいと思う。

なかに入ると受付カウンターがあり、右手でこの企画のオリジナルグッズを売っている。また、会場で『志村正彦全詩集 新装版』を購入すると「『志村正彦全詩集』2011年版、新装版(2019年)の違いと概要」でも書いたヤクザネコのステッカーを貰うことができる。

入場料を支払い、色々受け取り、作品をみはじめる。
展示自体は、人にもよるが小一時間もあればまわれる感じだった。だがその一方で、いようと思えば2、3時間いられる、そんな空間だった。色んなアーティストによるフジファブリックの曲に対する表現は、自分のなかに違う視点が生まれた気がして面白かった。
特に胸を打ったのは小部屋だった。ぜひともその目で確かめて欲しい。
ちなみに個人的な目玉だったのは、VR映像とライブ映像だ。

VRは4台くらいあったと思う。内容は観てのお楽しみだが、科学すごいなと思った。機械を頭につけながら、キョロキョロニヤニヤする様はさぞかし怪しいだろうが、皆そうなるので、気にすることもない。ちなみに私は立って観たが、そばのベンチに座って観ていた人もいたので、それいいなあ、そうすれば良かったとちょっと思った。機械は意外と重いのだ。
余談だが、ライブ映像が隣のブースではじまると、VRの音声が聞こえにくくなるので、タイミングをみて再生をはじめるといいのだが、どうしても音が被ってしまう瞬間があると思う。

運良く、人があまりいない時間帯に行けたので、展示を存分に楽しめた。今後、展覧会は地方を回ってくれるので、それも楽しみだ。

では、以下ネタバレを書く。









写真が飾ってある小部屋にも胸を打たれたが、志村くんのギターをじっくり見れたのも良かった。ああ、彼はこれを手に音楽を……と思うと、なんだかとても不思議な気持ちになった。そばにあったプロジェクターの展示に映される風景が、気持ちを加速させた。

ライブ映像ゾーンである徒然モノクロームのブースではFEVERMANツアーのZepp DiverCity TOKYO(2019/4/14)の映像が定期的に流されていた。曲は「徒然モノクローム」と「FEVERMAN」だ。ライブ映像に関してはシングル『ゴールデンタイム』の初回盤付属DVDにもあるが、画角が違うのである。エキシビションのほうは、定点カメラのような映像をイメージしてもらえればよい。ずっとステージ全体を映した映像が流れるため、この場面では他のメンバーはこういう動きしてたのか、ということが分かって面白い。大画面かつ良い音響なので、疑似ライブ体験が出来た。
しかし、あれ、観ちゃうとすごくライブに行きたくなるな。
フジファブリック欲が高まった1日だった。

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