前回は「眠れないときに聴きたいフジファブリック」というテーマを書いてみた。今回はフジファブリックと食べ物に焦点を当ててみよう。
フジファブリックの楽曲には、たびたび食べ物が登場する。なかでも以下であげる曲は、その食べ物をいただくときに、傍にいて欲しい曲たちだ。
2007年発売シングル『パッション・フルーツ』
「Cheese Burger」
聴き狂った1曲である。この曲が好きすぎて、一時期、マクドナルドのチーズバーガーばかり食べていた。もちろん「Cheese Burger」をお供に。
この楽曲、マクドナルドのラジオCMソングなのだ。歌詞もとても志村くんっぽくて愛おしい。そして、そしてだ。作曲が総くんという点も最高なのである。
ライブ映像『Live at 渋谷公会堂 』に、この楽曲が演奏されている場面が収録されている。マンドリンを弾く総くんの映像を観られて幸せだ。可愛らしいフジファブリックが存分に味わえる。短い曲は名曲が多い、と以前書いたがこの曲もしかりだ。(「スピッツの夢にいる『醒めない』」など)
2009年発売アルバム『CHRONICLE』
「バウムクーヘン」
フジファブリック食べ物ソングといえば、この曲は外せない。「オリジナルアルバムで好きな曲とは?~フジファブリック編~」でも紹介したように、名曲中の名曲だ。フジのなかでも特に 人気が高く根強い支持を得ているイメージの楽曲だ。この曲は志村くんそのものでもあると思う。バウムクーヘンの年輪のように、歳を重ねた彼だからこそ出てきた楽曲なのだろう。アルバム1曲目というのもまた、泣けてくる。この曲を聴きながら食べるバウムクーヘンはとびっきり美味しいのだ。ちなみに、クラブハリエのバウムクーヘンが個人的に大好きだ。
詳しくはこちら(フジファブリック「バウムクーヘン」が大好きだから音源まとめ)
2019年発売アルバム『F』
「恋するパスタ」
金澤大先生の楽曲である。この曲については「『F』によせて。フジファブリックへの手紙」にも書いた。FEVERMANツアーでは、イントロが聴こえた瞬間、オーディエンスがヒュ~っと叫んで沸き立ったのがとても良かった。山内くんのジェスチャーも冴え渡る1曲である。しかし、あの動作を観る限り、総くんが作ってたのはパスタではなく、おにぎりだと思う。
そういえば、生放送のゆるいかにて、モテが凄いシェフによる「恋するレモンはちみつパスタ」が紹介されており、メンバーが美味しそうに食べていた。私もいつか食べてみたい。ちなみにレシピは、ゆるいかブログにのっている。調理したファンたちから大絶賛の、美味しいと評判のレシピだ。
今回は曲名に食べ物が入っている楽曲を書いてみた。他にも「水飴と綿飴」「Chocolate Panic」「Strawberry Shortcakes」「パッション・フルーツ」「Gum」などなど沢山ある。きっと上記にはまだ抜けがある。
また、曲中に食べ物や飲み物が登場する楽曲もたくさんある。印象的な歌詞をあげると、「TEENAGER」の“コーラ”、「徒然モノクローム」の“チョコドーナツ”、「しかたがないね」の“手羽 ニラ”などだ。
フジファブリックは、日常にも寄り添ってくれるバンドだと思う。グッズに包まれ、楽曲に囲まれ、私は幸せです。
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