テレビゲームや携帯ゲームがあるとする。明確なクリアがあり、これ以上はやりようのないゲームがある一方で、クリアしてもやりこみ要素のあるゲームも存在する。ポケモンなんか、ポケモンリーグを制覇してからが本番なんて言われることもある。そんなゲームたちの終えどころが分からない。
ゲームに完璧な終わりは訪れない?
以前「『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』をはじめるまでと終わった今」という記事を書いた。終わった今と書いたものの、いまだにすごろくをクリアできていない。もっというなら、全く手をつけてないミニイベントも残っている感じだ。
現在は最終すごろく場のゴールを永遠に目指している状態だ。長いわ“振り出し”に戻るが多いわ、前に進むには運が必要だわ、何度やってもゴールできない。そうやっているうちに、飽きて放置している次第である。そういえば、ポケモンもその状態だ。厳選をやり、色違い(夢特性)を生み出す途中で、何やっているんだろう??? と正気に戻り放置した。バトルタワーもまだ制覇できていない。99連勝で負けたときは叫んだ。熱中の限界がきて放置してしまうパターンが多い。そして、そのとき困るのが、久しぶりに電源を入れたとき、どういう状況かよく分からない場合だ。
久々に電源をつけた『テイルズオブジアビス』
最近『テイルズオブジアビス』を久々につけた。一番強い敵の出るエリアにいた。そして、主人公ではなく天才鬼畜眼鏡と称される35歳の大佐をトップにして操っていた。このゲームにおいて、個人的に直接攻撃のほうが動かしがいのある印象を持っている。しかしプレイしていたのは魔法を使うキャラクターで、なんでだっけ??? と困惑した。確かにこのキャラクターには愛着があるが、なぜそのエリアにいるのかも何をしていたのかも思い出せなかった。その場所から脱出し、なんとなく進める。ラスボス手前かと思ったら、ラストダンジョンの途中で「なんでやねん」と思った。かなり中途半端な状態で飽きている。それも3周目のようだったから、納得はできるが。そうやって2時間操作しているうちに、最初はどう動かすか全然覚えていなかったのに、いつのまにかいろんなことを思い出していた。なぜ、魔法のキャラを動かしていたのか。楽しいからだ。アビスにはFOF変化というシステムがあるのだが、これをうまく使えるのが面白いのだ。やっていれば思い出すものだなあ、と思った。その一方で、たぶん昔より腕が落ちている、とも。
技術の断絶、というと大変大げさだが、継続してうまくなったことでも、やらなければ忘れてしまう。できなくなってしまう。そういうことが今までいっぱいあったなあと思う。ただ、それを成すことが自分にとって楽しいことも限らないから厄介だよなあとも考えてしまう今日この頃である。
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