『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』をはじめるまでと終わった今

ドラクエ5をクリアした。
私は普段ゲームをあまりやらない。やるとしても、一年に一度、ひとタイトルくらいだ。ただ、過去には
ゲーム脳といえば、を考える〜ポケモン編・種族値などの話〜
ゲーム脳といえば、を考える2〜特定の条件が揃うと起こるイベント〜
などを書いたように、ゲームをやったことで、多少考え方が影響を受けるくらいはやってきた。あまりやらないというより、やるとドハマりしてしまうから、距離をとっていると書いた方が正しいかもしれない。

ずっと往年の名作、と呼ばれるような、よく目にするタイトルをやってみたいという気持ちがあった。手始めに『MOTHER2』(「この世界と地続きな気がするゲーム『MOTHER2』の話」)をやった。気づけば自分にとって特別な作品となっていた。
それでも、ずっと引っかかっていたことがある。ポケモンは通ったが、ドラクエは通っていなかったことだ。そんななか、運良く友人がドラクエ5を貸してくれたため、やる機会に恵まれたのである。しかし、ゲームへの腰は重い。友人の、いつか返してくれるならそれでいい、という言葉に甘えて、借りてからウン年経ったきのことだ。青春18切符を使って旅をする機会があった。計10時間くらい移動時間があるため、ゲーム機を持っていくことにしたのだ。そこから夢中になってドラクエ5をプレイした。
これを世の小学生が熱中してプレイしていたの? と思うヘビーな展開の数々。慣れないゲームシステム(中断の書の意味が終盤で分かった)。仲間モンスターとの楽しい旅路。ピエールことピーくんの頼もしさ。結婚相手への逡巡。その後に襲い来るしんどい展開たち。嬉しい出来事。クリアできない謎のすごろく場。
面白くて、楽しかった。よく出来ているなあ、とつくづく思った。
そして、人々が良いというものは、往々にして良いものだ、という認識を改めて思い出したのだった。
あと、ドラクエの話題が一部分でも分かる自分になれた、というのもちょっと感慨深い。
次は『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』を、いつかやってみたいなと思う。

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