無限の本棚を手に入れる方法がある。それもタダで。
察しのいい人はすぐに気づいたと思うが、そう、図書館である。
図書館で本をよく借りている。公共にこういう施設があるのは本当にありがたいなとしみじみ思う日々だ。
お金とスペースがあれば、本を無尽蔵に買いたいものだが、なかなかそうもいかないのが現実だ。だから図書館には大変お世話になっている。
例えお金がなくても、最高の冒険をしたり、知識をもらったり、宇宙旅行も出来る。それが図書館、というか本なのだ。
図書館をよく使う人、使わない人がいると思うので、どう使っているか書いてみようと思う。
そもそも読みたい本がない場合
その前に、本を読む習慣がないけど、読みたい気持ちはある、でもどこから手をつけたら……という人がいるかもしれない。
自分の好きなアーティストが読んでる本、紹介していた本などは手に取るハードルが少し低くなるのではないだろうか。あるいは、ドラマ・アニメ・マンガ原作、昔好きだった本、興味のある分野(お笑い芸人のエッセイ・占い・料理・スポーツ選手etc)なんかでもいい。
この前、阿佐ヶ谷姉妹のエッセイを読んだが、かなり良かった。
図書館には漫画、CDなどもあったりするので、そのへんが窓口になってくれる場合もある。
図書館は本当に便利
図書館があることすなわち、無限の本棚を持っているということだ。読みたい本は時間さえあれば大抵読めるのである。
このシステムがまじですごいと思う。
図書館ではいろいろなことが出来る。
まず、本を借りるには大抵、貸出券が必要だ。貸出券が作れる条件は図書館によって違う。どこの誰でも作成可能、県内・市内に在住・通勤・通学している人は可能などが多いだろう。
それゆえ、1枚は作れると思う。私は一時期、地元の図書館、学校の図書館、通学地の図書館を使っていた。
蔵書の傾向が違うので、使える図書館は多いほうが良い。
そして、最近の図書館は貸出券を作ればネットで本の予約ができる。ちなみに市内などにいくつか図書館があり、まとめて~市図書館HPとなっていることが多いと思う。
その場合、自分の町の図書館以外の町所蔵の本も借りることが出来るのだ。
本を予約したら、一番自分の行きやすい図書館で受け取る。なんて便利なだろう。
図書館を無限の本棚にする方法
蔵書検索してみると、読みたかった本がないことも多々ある。
でも諦めるのはまだ早い。
図書館の便利システムのひとつ「相互貸借(そうごたいしゃく)」の出番である。これを使えば他所の図書館から本を取り寄せることが出来るのだ!
私がやったときは、本の情報を伝え、必要事項を記入し、2~3週間後に借りることができた。県内の図書館から取り寄せくらいなら、送料がかからない場合が多いのではないだろうか。
前述したように、行ける図書館が多いほうがいい、と感じているのは相互貸借にはどうしても時間がかかってしまうからだ。
購入希望を出すこともできるが、いつ入荷するかも、そもそも購入してもらえるかも分からない。それなら相互貸借のほうが読める可能性が格段に上がる。絶版の本、改訂前の本も探せば借りられるかもしれない。
これからは、所有より共有の時代になっていくっぽいし、家のなかの機能を街全体に拡張すれば、確かに、図書館は無限の本棚になるのである。
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