アジカンの円盤、映像作品集とは~前編:2004年から2009年~

アジカンことASIAN KUNG-FU GENERATIONのライブ映像が観たい! そういうときはどうすれば良いのだろう。
そういう場合は映像作品集という、ライブ映像の円盤を手に取ればよいのである。

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映像作品集とは

アジカンはDVDやBlu-rayを映像作品集という名前でリリースしている。この作品群は、ライブ映像だけでなく、MV集も定期的に販売されている。副題がついていないのがMV集だ。
今回はせっかくなので、ライブ盤だけでなく、各作品集を軽く紹介していこうと思う。どの映像作品集を購入しようかなど迷っている人の助けになれば幸いだ。
手っ取り早くオススメだけ知りたいという人は、以下の記事の後半が参考になると思う。

アジカンの円盤、映像作品集とは~後編:2017年から2018年と購入のススメ~
アジカンの映像作品について、後編です。最近の円盤について書きました。最後に、どの作品を買うのがおすすめかも、初めての人向けに書いています。

2004年発売『映像作品 集1巻』

はじまりにして伝説である。MV集が映像作品1枚目だ。ぶっ飛んだ設定のMVが多く、見応え十分だ。メイキングも名場面が沢山ある。爆笑必至、今では映像作品恒例のメンバー解説ほのぼの副音声(オーディオコメンタリー)も、もちろん1回目からある。ちなみに映像作品集ライブ版本編は、基本的に副音声はない。基本的には。

2005年発売『映像作品 集2巻 Live at 武道館+』

これはライブ映像作品だ。ライブ映像の醍醐味のひとつは時間を越えることだ。今見るとレア曲ばっかりだ、という気持ちになる。若い。まだ闇落ちする前なので、どこか朗らかでもある。

2007年発売『映像作品集 3巻~Tour酔杯2006-2007 “The start of a new season”~』

アジカンの醍醐味の一つに、ライブでの曲間の繋ぎ方というのがある。この映像では特に「羅針盤」から間髪入れずにはじまる「Hold me tight」が最高なのだ。はじめて鑑賞した当初は、BUMPの曲間の長さに慣れていたため、かなり衝撃を受けた。リハーサルの様子も収録されている(この部分は副音声もある)。

2008年発売『映像作品集 4巻』

MV集2弾目だ。とくに「新しい世界」のMVが圧巻。中村さんの絵がめちゃめちゃ動く。そういえば言及していなかったが、MV集で曲のタイトルやジャケットが動く場面からはじまるところが大変良い。中村さんの絵が存分に生かされている。

2009年発売『映像作品集 5巻 ~live archives 2008~』

「サイエンスフィクション」「惑星」「No.9」の流れが非常に格好いい1曲だ。特に「No.9」のイントロアレンジに痺れる。この時期のアルバムが好きな人におすすめだ。

2009年発売『映像作品集 6巻 ~Tour2009 ワールド ワールド ワールド~』

アジカンの円盤、どれ買えば良いかな? と聞かれたら、間違いなくこの第6巻を激推しする。最高であり最強の一枚だ。まずセットリストが素晴らしい。なんとあの大名盤『サーフブンガクカマクラ』を全曲再現しているのだ。それだけではなく、ホール公演ならではの選曲がまた心にしみるのだ。
さて、この映像の中でのある一場面、私はその場面を観た瞬間アジカンに“落ちた”。それは全曲再現序盤のときにある出来事なのだが、とりあえず観てみてくれ。ふふっと微笑んでしまうから。

次回は2011年からだ。『マジックディスク』後から『Wonder Future』あたりの話をする。
アジカンの円盤、映像作品集とは~中編:2011年から2016年~

一覧記事

【まとめ】アジカン映像作品集一覧と記事
アジカンの映像作品集についてまとめました。記事のリンクを押すと詳細が書かれています。

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