前回は、アジカンの映像作品集について、2004年から2009年にリリースされたものを書いた。「アジカンの円盤、映像作品集とは~前編:2004年から2009年~」
今回は2011年から発売された円盤の話である。フジファブリックダイちゃんがサポートに入ったツアーが映像化されていないのは悔やまれて仕方ない。
2011年発売『映像作品集 7巻』
アジカンのなかで、私が一番好きなMVが収録されている。そう「夜のコール」だ。お茶目でキュートでどこか切実で、曲の魅力が溢れんばかりになっている。メイキングも見応えがある。
2013年発売『映像作品集 8巻 ~Tour 2012 ランドマーク~』
音楽を奏でる喜びに満ちた1枚。もう残すところ3公演のホームタウンツアーだが、行く前にこの円盤を観るのも良いだろう。アルバム曲が聴けるのはアルバムツアーの醍醐味だ。「1980」大好きなんだ。個人的には、マニアックな人が好むイメージのある1枚でもある。
2014年発売 デビュー10周年記念ライブ 映像作品集 9巻と10巻
『映像作品集 9巻 デビュー10周年記念ライブ 2013.9.14 ファン感謝祭』、『映像作品集 10巻 デビュー10周年記念ライブ 2013.9.15 オールスター感謝祭』は、必見の1枚だ。というか2枚だ。
アジカンの円盤、どれ買えば良いかな? と聞かれたら、と前回書いたが、本当はこのファン感謝祭の方が良いんだろうなと思う。大ボリュームかつ、これぞアジカンという選曲だからだ。全くやらなかった楽曲がこれでもかとセットリストに入っていて、凄まじく充実した内容となっている。特に「Hold me tight」「電波塔」「羅針盤」とか泣いちゃうよな。2日目のオールスター感謝祭には金澤ダイスケが登場するので、フジファブリックファンにもおすすめ。ジェラシーを抱えて飛び出すゴッチに笑って、「さよならロストジェネレイション」で泣く。
2016年発売『映像作品集 11巻』
最近の曲をまとめたMV集。「Opera Glasses/オペラグラス」のMV良いよね。副音声で「BUMP」という言葉が出て来てテンションが上がった。
2016年発売『映像作品集 12巻 ~Tour 2015「Wonder Future」~』
ライブでこの曲を聴くと、あの光景を思い出しちゃうんだよね、の筆頭。音楽と視覚が豊かに結びつく、素晴らしい公演が「Wonder Future」ツアーだった。特に「ナイトダイビング」「深呼吸」や「嘘とワンダーランド」からの「シーサイドスリーピング」の最高さは筆舌に尽くし難い。これから「Caterpillar / 芋虫」を聴きたいという思いは、この映像を観て解消するしかないのだ、多分。
次回は2017年、20thツアーの映像作品から記し、購入するとしたらどれがおすすめかという内容だ。
「アジカンの円盤、映像作品集とは~後編:2017年から2018年と購入のススメ~」
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