今回の話は、もうどうにもチケットをとる手段が尽きた、その後の話だ。どういう探し方があるかにつて記していく。
これまで公式を相手にし、正攻法でチケットを入手する方法を以下に書いてきた。
・チケットを取る具体的な方法とその種類～会員先行からプレガイドまで～
・チケットを取る方法～一般発売～
・チケットを取る方法～一般発売後と特殊パターン～
今から書くのは、抽選でも一般でも入手できなかった、もしくは買おうと思ったら売り切れていたが、どうしても行きたくなったという場合、定価でチケットを入手する方法についてだ。
方針はシンプルだ。チケットの譲り先を探している人を見つけることである。
1.知り合いから譲って貰う
2.SNSで探す
1.知り合いから譲って貰う
チケットは運の世界だ。譲って貰えるかも大抵、運である。まずは、心当たりの人に、この公演にどうしても行きたいんだ、と話しておく。そうすると席が巡ってくるかもしれない。
自身を振り返ってみると、即完公演のチケットを持っていたとして、1枚譲り先を探していたら、まずは知り合いに声をかける。相手のことを知っている、会ったことがあるというのは、やりとりをするうえで気が大分楽だからだ。
2.SNSで探す、そのために発信と検索をする
さて、ではSNSで探すのはどうするのか。
Twitterを例に書いていこう。まずは自分から発信してみる。チケットという単語、バンド名、公演名、日付、枚数、やりとりの方法などを明記して呟く。アジカンを例に書くとこんな感じだ。
例文
【拡散希望】あるいは【譲ってください】等
アジカンのチケットを探しています。7/25パシフィコ横浜1枚、譲り先を探している方はいらっしゃいませんか？郵送、現地どちらでも大丈夫です。
今パッと思いついた文言を書いたので、いいように推敲して欲しい。私がチケットを譲りたい側だったら、検索で「アジカン チケット 横浜」と打ち込むことを想定して、書いてみた。チケットの譲り先が決まらなくて困っている人は、ツイートを検索してみることがよくある。実体験からいえる話だ。そして、「やりとりしても大丈夫そうな人」に声をかけてみる。大丈夫そうな人とは、取引を途中で放棄しなそう、スムーズにやりとりができそう、などだ。
では、次だ。仕掛け網を張ったら、次は探しにいこう。「アジカン チケット 横浜」と打ち込んでみるのだ。文言はこれまた適当に考えたので、範囲を広くするなら、「アジカン チケット」とかだ。あとアジカンで考えられるのは「AKG 日付 公演名」などの組み合わせを変えて検索してみることだろう。これでも見つからないかもしれないが、公演が近づくにつれて予定が合わなくなってしまった人が、譲り先を探していることがある。度々確認してみると、意外と直前に見つかるかもしれない。
この方策で注意が必要なのは、会ったことがない人とやりとりをするという点だろう。前後のツイートやフォロワー数など見てみて大丈夫そうだったらやりとりをするのが重要だ。チケットが手に入る！ という嬉しさで突っ走ってしまうと、痛い目にあってしまう可能性がある。
ちなみにBUMPのライブハウス公演では、有償禁止の旨が記されている。トレードシステムの機能に期待したいものである。
逆にチケットを譲りたいときはどうするのかについては、「チケットを余らせてしまったとき～ミッション：譲り先を探せ！～」に書いた。
コメント