星降る夜に聴きたい曲たち~BUMP、スピッツ、フジファブリック~

星、星空、天体、宇宙をモチーフにした曲は数多くある。BUMPなんか特に多い。今回は、星にまつわる歌を紹介しようと思う。夜、星空を眺めながら聴きたい曲たちだ。

2002年発売『jupiter』
「Stage of the ground」 作詞作曲:藤原基央
夏の夜にぴったりの楽曲だ。
BUMPは「天体観測」をはじめとした、宇宙や星々に関する曲が沢山ある。地上から見た空から、宇宙空間まで様々だ。宇宙のことを考えると楽しくなってくること、怖くなってくることはBUMPから教えてもらった。
「Stage of the ground」、歌詞が良い。宇宙の広大と自分のちっぽけさ、その一方で“那由多に広がる宇宙 その中心は小さな君”と歌ってくれること。この曲に貰う肯定は、聴いた人を支える力になる。動く力になる。まさに心に火を灯してくれるそんな1曲だ。
ライブで演奏されると、イントロのドラムが耳に入った瞬間、血がぶわっと熱くなる。そして、ギターがめちゃめちゃ格好いい。

1995年発売『ハチミツ』
「涙がキラリ☆」作詞作曲:草野正宗
今の時期にぴったりな曲だろう。タイトルの可愛らしさに反して、イントロや間奏のギターリフがロックなのがまた良いのだ。スピッツの楽曲に漂う雰囲気は独特で心地よい。しかし、こうも、好きになる前から聴いたことのある曲が多い、というのはすごいことだなと思う。“コウモリ”“ガイコツ”という言葉が歌詞にある一方で、“涙がキラリ”“天使”“恋のリズム”という真反対な言葉が並ぶのもスピッツらしい。「涙がキラリ☆」という言葉を聞けば、脳裏にすぐ流れ出すサビも印象的だ。綺麗な星を眺めながら浸りたい1曲である。
完全に余談だが、フェスでレキシとスピッツが同日だったとき「稲穂がキラリ☆」という曲をやっていた。

2008年発売『TEENAGER』
「星降る夜になったら」
フジファブリックの大名曲だ。金澤ダイスケ、志村正彦というコンビによって作曲された。先日行われたファン投票で決まるプレイリストアルバムでも、シングルカットされていないにもかかわらず2位に食い込んだ、根強い人気を誇る楽曲である。
ワクワク胸躍る歌詞とロマン溢れるメロディによって、まさに星が降るような世界が心に広がる歌である。
ライブハウス、窓枠とはどんな会場か」にも少し出てきたが、ライブ映えする曲でもある。総くんの歌声にもよく似合う曲だ。サビ前の一端、ドゥーンと下がるところ、そしてはじめは総くん以外の皆が歌い、掛け合いのようにすすむサビ、ラストでもう一度サビが続くところ、どれもグッときて目頭が熱くなる。

星は夜というイメージと密接に繋がっている。だから暗い楽曲、落ち着いた楽曲が多いのかなと思いきや、まさに星のごとく煌めくような曲が多かった。七夕のお供に、この星々の曲たちを聴こうと思う。

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