アイデアを閃くには〜風呂と寝る前と散歩とそして〜

考え事をしていて、いいアイデアはないかな、と思案するときがある。
私の良いアイデアが浮かぶときランキングは以下の通りだ。

第1位
風呂
ぼんやり髪を洗いながら、あれこれ色んなことを考えているときに、パッとこれぞ!みたいなアイデアが浮かぶ。あまりにもこのパターンが多かったので、防水のメモ帳を買った。あとサビてもいい安価なシャーペン。

風呂から出ると忘れてしまうことがある。これがなぜ起こるのか議論した結果、空間の移動によって思考をその場所に置いてきてしまうのではないか、という結論が出た。思い出したいことがあるときは、そのことを閃いたりした場所に行ってみるとよいと思う。

第2位
寝る前
そう、布団に潜っていよいよ寝るぞ、と息をついたときだ。
寝る前にスマホをいじると眠りにつきづらいなあと実感があるので、布団に入ったらなるべく電源をつけないように枕元に置いておく。そういうときに限って眠りに落ちる前の、脳内に飛来するあれやこれの考えが繋がりナイスなアイデアが浮かんでくるのだ。大体スマホを開いてメモるが、すぐそばでメモ帳が発見できるときは、ダーっと書き付けて寝る。翌朝見ると、字が汚すぎて解読できないパターンがある。

第3位
散歩
散歩というのは良い。習慣にしたい行動No.1だ。まあ、つまりは、いつも歩けているわけではないということなんだけど。歩きたいな、と思うときというのは、頭の中がごちゃごちゃしていて、整理したいときが多い。てくてく歩いて、川に行く。河川敷から景色を眺めているとスッキリする感覚がある。
だから、歩いているときというのは、閃きのアイデアというよりは、考えがまとまって出て来る、これしかない!という燦然と輝く結論という感じだ。

番外編
ライブや作品を見ているとき
ライブ中や、音楽、本、映画、映像、絵画など、他者の創造した作品を見たとき、触発されるのかパッと、こうしたらいいんじゃないか?というアイデアが浮かぶ。これは、その作品に直接関わることではなく、例えば、素晴らしい音楽を聴いて、ああ、そうか、今思いついたみたいに生きてみよう、みたいな、すごく間接的な影響の受け方なのである。

『アイデアのつくり方』(著:ジェームス W.ヤング、出版:CCCメディアハウス)という本がある。この本を読んで、自分の発想を出すやり方は概ねあっていたんだな、と確信をもてた。サッと読める本なのでおすすめだ。短いが、読んでいて自分の考えがまとまる過程を言語化されている、と感じた。

閃く瞬間が好きだ。自分の進むべき道がパッと光のさしたような気持ちになる。
こうやって文章を書いていると、何を綴ろうかな、と考えることが多い。それは日々を生きていくなかで転がっているもの、自分で集めて形にするもの、色々あるだろう。上手いこと磨いて、ぴかぴかだったり愉快な形のものを提示していけたらな、と思う。

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