さて、本日4月14日はフジファブリックのメジャーデビュー15周年記念日である。ことフジファブリックにおいて、月日の積み重ねは、非常に感慨深いものがある。彼らが意思を持って続けてくれたおかげで、私はフジにちゃんと出会うことができた。感謝してもしたりないのである。
それぞれのロックバンドの記念日
バンドの記念日について思い当たる日を書くと以下の通りだ。
・結成記念日
BUMP2月11日
・メジャーデビュー日
BUMP9月20日
シングル『ダイヤモンド』発売日
フジ4月14日
シングル『桜の季節』発売日
アジカンに関しては、ちょっと色々明確には書けない。日にちというよりは、アニバーサリーイヤーとして公演を行うイメージだ。結成20周年、メジャーデビュー10周年というように。
BUMP OF CHICKENの場合
BUMPは結成記念日、フジはメジャーデビュー日に発表やライブが行われることがある。
例えば『結成20周年記念 Special Live「20」』だ。これは映像作品になっているのだが、本当に、この瞬間を観ることが出来て良かったと心底思う。その前のツアーなどでは、BUMPのライブは、照明や演出がふんだんに盛り込まれ、聴いて楽しい、観て楽しい、というような内容だった。それはそれでとても心に残る宝物の思い出である。
一方この公演では、舞台装置はシンプルで、舞台上には、背中にエンブレムを背負うメンバーとBUMP OF CHICKENの音楽しかなかった。まるで在りし日の彼らを想起させるような、何も間にはないと感じさせるような、純粋でひたすら真っ直ぐなBUMP OF CHICKENのライブだったのである。こういう日にそういう姿、姿勢を見せてくれるところが、本当にBUMP OF CHICKENだ、と思った。
BUMPの結成記念日にライブがある場合、そこでは「BUMP OF CHICKENのテーマ」という、いにしえの大名曲が演奏される可能性があるのだ。2月11日は祝日なので、ライブがあったとしても行きやすくてありがたい。ただし、チケットは全然取れない。
フジファブリックの場合
フジの場合、ツアー中にメジャーデビュー日がくるみたいなタイミングがある。そう、今日だ。そういう場に立ち会って、その日が訪れたことを一緒にお祝いできるという機会は、やはり、得難いものがある。そしてこういう特別な日の公演は、不思議なことに毎回ハプニングが起こるのである。武道館でも日比谷野音の総くん誕生日でもそうだった。そして今日も。
映像機材が入っていたので、作品化される可能性が高いのが非常に楽しみである。
ちなみに記念日は、セットリストにあまり普段ライブでやらないヤバめの曲が入ることが結構ある。
そういうある種、特別な日は、なんだか気持ちも特別になるな、と思う日であったのだった。
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