ライブからの帰宅には色んな経路がある。今回はその話を書こう。
帰宅する道のりは、会場と家の距離にも関係する。日帰りから泊まりまで、形態は様々だ。以前も帰宅に関する話はいくつか書いた。
・遠征に行くとき、交通手段の選択は
・ライブ終演後、帰るときの話
今回書く想定はこれだ。
学校や仕事があって、次の日には自宅にいなければならないパターン。手順から書いてみよう。
1.終演時間を調べる
2.終電が間に合うか確認する
3.間に合わない場合の選択肢
3-1.夜行バス
3-2.泊まって始発で帰る
では細かい説明に移る。
1.終演時間を調べる
終演時間が前もって公式からアナウンスされることは、あまりない。ではどうやって調べるか。私がよくやるのは、ツイッターなどで、その公演に行ったっぽい人が「終わった〜」などと呟いてる時間から予測することである。注意が必要なのは、ネタバレを食らう可能性があることだ。ただ、今までの経験、大抵、公演時間は2〜3時間だろう。ホールは特に2時間半から3時間ライブが行われる傾向がある。
しかし、MCや機材トラブルで長くなったり短くなったりする可能性はあり得るので、色んな帰宅パターンを想定しておくと慌てない。
常に最悪の事態を考えておくと、わりと冷静でいられるものである。
2.終電が間に合うか確認する
電車などで日帰りできる最終の時間を確認しよう。意外と、主催側も最終新幹線などに間に合うような開演時間設定をしてくれていることが多い。ギリギリ間に合うかどうかわからないときもある。そういうときは、「遠征に行くとき、交通手段の選択は」で書いたようなツアー切符は避け、柔軟に動ける帰り方を考えておくことが重要だ。会場から最寄駅が離れているときは、タクシーで向かうことも視野に入れる。
ただでさえ終演時間という不確定要素があるので、それ以外はキッチリと押さえておきたいところである。
私の場合、終電にギリギリ間に合うかどうかの場合は、金券ショップの切符(期限が3ヶ月近くある)を手に入れておき、ダメだった場合は夜行バスの予約や宿泊→始発を考える。
アンコールの途中で帰るのだけはやりたくないので、終電が間に合わないようなら、計画段階で日帰りを早々に諦め私は3番にすすむ。
3.間に合わない場合の選択肢
3-1.夜行バス
「夜行バスの話」を参照
3-2.泊まって始発で帰る
特に遠征の場合、あり得るパターンだ。次の日にダメージをあまり残したくないとき、かなりこの方法は使える。やはり、夜行でまどろむのと、ベッドでぐっすり眠るのは疲れ方が断然違う。新幹線で帰る場合、会場に近いホテルよりは、その主要駅の近くに泊まる方が無難だろう。ただ、これをやると、私は何をやっているんだろう? なぜこのまま遊びほうけてはいけないんだろう、と正気を失うのか正気を取り戻すのかよく分からない気持ちになるのが難点だ。
止むに止まれぬ状況だからこそ、出会う光景がある。午前4時半に到着するからこそ見た夜明けの街、早朝人々がせわしく行き交う都会、どれもなんだか自分のなかで印象深く残っているのだ。余韻を引きずって、それでも翌日を頑張ろうとするあなたを応援したい。
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