早起きは時間を生み出す魔法なのか?

以前「早起きするには? の実体験を書く」という話を書いた。そこで、早起きは活動時間を前倒しすることだと綴った。
夜遅く寝たときと、朝早く起きたときの、作業量について考えてみようと思う。
朝早く起きた場合、5:30なら1時間半は作業を行える。目が覚めてスマホをある程度いじると、眠気が消える。その後の作業は、起きたてなので頭も冴えている。集中もわりとすんなり出来る。
一方、帰宅後夕方からの作業はどうか。大抵、やる気なんて残っていない。その1日を乗り切った満足感で、もう頑張ったからよくね? とすら思う。一応、朝出来なかった場合は、同じ作業量をこなせるし、エンジンがかかればすんなりいくが、他にあれもやろうこれもやろうという気持ちは起きない。

朝5時半に起きて、10時に寝る場合の作業可能時間は、質の高い1.5時間+帰宅後2時間
朝7時に起きて、11時半に寝る場合の作業時間は3時間半
というイメージなので、やってる時間自体も変わらない。それなら質の良い作業時間と質の良い睡眠を手に入れたいのである。

朝、ルーティーンの作業を終わらせておくと、帰宅後はボーナスタイム、というのはとても気が楽だし、自由感がすごい。早朝に作業が出来損なっても、夜がセーフティーネットになってくれる。
また、悩み事やどうやって進めるか考えたい事柄があったとき、朝考えるのも良いだろう。通学、通勤、興味のない授業、特に仕事のない時間、朝に浮かび合った議題を頭の中で検討できる。
あと、これは個人的に思ったことなのだが、朝読書は向かない。パソコンに文字を打ち込むのは眠くならないが、本を1、2時間読んでるとうとうとしてしまったのだ。私にとってこのゴールデンタイムは、アウトプットに向いているのだろう。

デメリットもある。上述したように「活動時間の前倒し」は、日中に影響する可能性があるのだ。集中の途切れるタイミングが、帰宅した夕方などならいいのだが、授業中や仕事中に起こる場合、夜ちゃんと眠れなかったときによくあるのだ。

朝のほうが気分が良い人間もいれば、夜のほうが捗る人間もいる。自分にぴったりのライフスタイルを模索していきたいものである。

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