フィドル初心者がモチベーションを保つために観た動画

今まで、初心者がフィドルを学ぶ過程を書いてきた。そのなかで、練習するモチベーションを保つというのは、なかなか重要で意外と大変なことだと感じていた。
練習を続けるためには、いくつかの要素があると思う。
今回はそのひとつ、モチベーションを保つために観た動画について書いていく。

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習得への遠さと気持ち

そもそも私がフィドルを弾いてみたいと思ったきっかけは、素敵な曲を奏でている人の姿を見たことだった。フィドルの音色、跳ねるメロディに憧れたのである。しかし、今までにまったく経験のなかった弦楽器をやってみるとなると、その習得への遠さにぼうっとしてしまうほどの距離があった。
だからこそ、フィドルで好きな曲をたくさん観て、いつかこういう風に弾いてみたい、と気持ちを固めることが重要だと思ったのである。

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初心者が楽器を習得するというのは、おおよそ思うように上手くならなくて、モチベーションを保つのもなかなか難しいと感じるのではないだろうか。練習が一切苦にならず、何時間でも弾けて、楽しくて楽しくてしょうがない、ドンドン上手くなっていっている、という人はきっとその楽器に対して才能があるのだと思う。

さて、とはいえそれでも楽器を弾いてみたい。そう力強く思わせてくれるのがハンバートハンバートの「ホンマツテントウ虫」という曲だ。
演奏の楽しさ、音楽の楽しさが詰まった1曲だと思う。歌声も素敵で、のんびりずっと聴いていたくなる楽曲だ。ハンバートハンバートは、他にもフィドルが登場する曲がいくつかあるので、ぜひ聴いてみてほしい。

次に紹介するのはModern Irish Projectの「Irish Polka set」だ。とても格好良く、聴いていて楽しいセッションとなっている。この動画は何回観たか分からない。こんな風にフィドルを操ってみたいと憧れる。

憧れは練習へのひとつの大きな原動力だ。そのパワーを上手く使って、いつか弾きたいように奏でられる自分になりたいものである。

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