フィドルを持って弾いて仕舞うまで

今回は、フィドルの持ち方、弾き方、お手入れ、仕舞い方のお話だ。
ちなみに前回は以下の話を書いた。

フィドルをやるのに必要なものとお金の話
フィドルを趣味にしたときのこと、そしてはじめるときに必要なものについて書きました。大体いくらかかりそうかについても記しています。
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弾くまでの準備~仕舞うまでの簡単な流れ

簡単に流れを書いていく。私の場合なので、個人差があると思うが、この手順でひとまず音は出る。

まず、ケースを開ける。弓を取りだし、ネジを巻き、緩んでいる弓を張る。毛の部分に松脂を塗る。
次に本体のバイオリンを出し、肩当てをつける。これで、ひとまず弾く準備ができた。


持ち方、弾き方は、特に独学初心者の鬼門だと思う。この点は後述する。
仕舞い方は、本体の肩当てをはずし、クロスで全体を丁寧に拭く。弓も毛以外は拭き、ネジを緩めて仕舞う。

きっと弾いたことある人なら簡単にイメージできることなのだろう。でも、経験ゼロの人間は、分からないことだらけで、いくつものハードルに躓くのだ。

私は購入した当初、右往左往して途方に暮れた。

楽器の持ち方、弾き方

フィドルの弾き方は自由、らしい。色んな人持ち方、弾き方をする人がいるようだ。とはいえ、バイオリンという楽器は、綺麗で安定した音を出すのに、数年かかるとも言われるような楽器でもある。
0からはじめる場合、人に教えて貰うというのは習得のひとつの近道でもあるのだ。
当初、私はひとまず独学で、バイオリンから音が出せるようになろうという方向に舵を切った。YouTubeの動画や本を見て、持ってみるのだが、あっているのかが分からない。出した音も、それがバイオリンの音色なのか、ただ弓と弦をこすったから発生した音なのかすら分からない。また、変な癖がつくと直すのが大変、というのも目にしたため、最終的にやはりレッスンに通った方が良いな、という判断になったのであった。(変な癖も、極めれば個性になるのかもしれないが…)

では、どのレッスン、教室に通うか選んだ話は、今後深く掘り下げたいと思う。

いつもの手入れの話

弾き終わった後は、全体を大きなクロスで拭く。特に弓と弦が接触した下のボディは、白い松脂の粉が落ちるので、綺麗に拭き取る。
また弓と弦の接触部分は、弦が白くなっている。そこは小さな眼鏡拭きで拭き取っている。ここの部位は特に汚れるので、布は別に用意したほうがよいと感じた。
弓は弓毛以外を拭く。弓毛は拭かない。
ちなみにレッスンでも特に手入れの話は出ず、ネットで調べた情報でお手入れしている状態である(聞けば教えてくれると思いますが)。ただ、1年弾いた時点でメンテナンス会に持っていったとき、楽器リペアマンから綺麗な状態で使っていますねと言って貰えたので、手入れ方法は大丈夫だったっぽい。
ちなみに手入れについて詳しく書いてあるブログ、動画、書籍があると思うので、気になる人は読んだり見てみると良いと思う。多分フィドルとバイオリンで必要な手入れに差異はない。

保管場所について

人間がいられる場所ならだいたい大丈夫、という認識で保管している。寒すぎる、暑すぎると良くないらしい。また、湿気、乾燥にも気をつけなければならない。
私は、自分がよくいる部屋に置いている。 気温に合わせ冷暖房をつけるので私が大丈夫なら、楽器も大丈夫だろう、という判断である。今のところ不具合は起きていない。

次回は、「初心者がフィドルのレッスンに通うか独学で頑張るか迷った話」を綴る。

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