フィドルを趣味に考える
前回、フィドル(バイオリン)を知ったきっかけと購入するまでについて書いた。
バイオリンの持ち方すら分からないのに、楽器を手に入れたのである。かかった金額は、本体やその他用具をあわせ8万円前後だった。もっと安い楽器でよければ、5万円くらいでいけると思う。
他の趣味で考えると、ゲームのハード+ソフト4本くらい、コンサートの場合、2回分の遠征って感じだろうか。漫画なら多分ONE PIECE全巻買える。
とはいえ楽器は、1度、手に入れてしまえば末永く楽しめるものでもあるので、選択肢としては魅力的でもある。それに不純な動機のひとつに、バイオリン(フィドルだと伝わらないことがあるので)弾けるって格好良いと思っているのもあった。というか、楽器弾けるのってなんか格好良くない?
また、練習を重ねるとできるようになるというのは、かなり快感だった。昨日出来なかったことが今日できるようになる感覚が久しぶりで嬉しかったのである。
では、次に何が必要かについて書いていく。
フィドルをはじめるあたって必要なもの
・フィドル(バイオリン)・・・1~8万くらいで購入可能。レッスンを受ける場合、貸し出しているところもある。
・松脂 ・・・ 初心者用のものは、バイオリンとバイオリンケースと松脂がセットになっていることが多いと思われる。弓にこすりつけて音を出すために必要なアイテム。使う頻度は高いが、すぐになくなることはない。
・肩当て ・・・ 使わない人もいるようだが、初心者はないと厳しいと思う。
・クロス ・・・ 弾いた後、仕舞う前に楽器を拭くための、眼鏡拭きのような柔らかい布。
・チューナー ・・・ 専用の機械もあるが、スマホなどのアプリでも代用可能。私は440Hzで合わせている。絶対音感を持っている人は必要ないかもしれない。
必要に応じて
・楽譜……耳コピできればいいが、新しい曲をやりたいときにあると楽。私は、とりあえず『The Irish Fiddle Book: The Art of Traditional Fiddle Playing』という本を購入した。アイリッシュフィドルの教則本である。付属CDをたまに聴いている。
・ミュート……自宅で練習するとき、音量が気になる場合につける。
・メトロノーム……ネットでメトロノームと検索すると、メトロノームしてくれる。すごいなインターネット。
・弦……たまに切れる。予備があると安心。
楽器代は結構するが、弾き続けるのにたくさんお金がかかる楽器でもないと思う(レッスンに通う場合はけっこうな出費がある)。弦が切れたり、弓が消耗することもあるが、長く付き合える楽器だと思う。
次回は「フィドルを持って弾いて仕舞うまで」だ。
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