ゲーム脳といえば、を考える2〜特定の条件が揃うと起こるイベント〜

以前「ゲーム脳といえば、を考える〜ポケモン編・種族値などの話〜」というテーマを書いた。内容を簡単に説明すると、人間も自分の能力が数値で分かれば楽なのに、でもその数値が高いこととやりたいこと楽しいことが合致するかは疑問だな、というものだった。
今回は第二弾「特定の条件が揃うと起こるイベント」について記そうと思う。

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特定条件で発生するイベント

『テイルズオブジアビス』というRPGをご存じだろうか。少年少女青年におっさんが、剣や魔法で敵と戦ったりしながら、世界を旅するゲームである。
ただ戦うだけでなく、ストーリーが進むにつれて変化していく登場キャラクター同士の関係性や、くだらなくて笑える会話も見所だ。
そして、このゲームの中では、特定の条件が揃うと起こるイベントがあった。例をあげると、ある衣装を着用し、パーティーメンバーには誰と誰がいて、この人物に話しかけると、特別なイベントがはじまる、というものだった。

現実世界で起こる特定条件発生イベント

現実世界でもこういうことがあるな、と思ったのだ。
そのとき、その瞬間は分からないが、あとから振り返ってみると、状況が揃っていたからこそ得られた機会だったのだということに気づく。
この人からこういう話を聞けたこと、仲を深められたこと、何かをその人の話から得たことなど状況は様々だ。
条件イベントの発生である。

こういうある種、特別な出来事が起こりやすいのは、非日常的な要因があるときが多い印象だ。普段は2人きりになることない人と、ひょんな事で喋るタイミングを得るときなどは、特によく思う。意図してそういう時間を作ったのではなく、成り行きでタイミングが降ってきたからこそ話せたっていうことが結構あるのだ。
約束して会って話をする前に、用意していっても思い通りにはならないことが多い。世の中はままならない。

具体例:ライブでフォロワーさんと話し込む

具体的な場面を書いてみよう。
例えばライブ会場。ネット上で知り合った、いつも面白いツイートをする人がいるとする。その人も今会場にいるようだ。その人と話してみたくて、急遽コンタクトをとると、会ってくれるようだ。話を聞いていると、どうやらその人の連れは後から合流する様子だった。そして他のネット上の知り合いとは合う様子がないみたいだ。なんとなく昼ご飯を食べるのも忘れ、話し込む。距離が近くなった気がして嬉しい。という機会があったとしよう。
この場合、まず相手が会場にいるという条件がある。会場は都内で、その人が地方に住んでいたら、そもそも難易度は上がるだろう。その次にその人が時間を持て余していて、あるいは人と会ってもいいという心持ちを持っているかどうかにもよる。その上、自分のほうも人と喋る余裕があるのかどうかも関わってくる。会った人とネット上では喋ったことがあるものの、会話が楽しく続くとも限らない。
この例の場合だと、当人が能動的に動いてはいるが、滅多に会えない人と会話するということ自体、特定の条件が揃うと起こるイベント的だな、と思う。
もっと偶発的な例で言うと、大人数の集まりだろうか。ふとした瞬間、隣同士になって会話をしたら思った以上に自分にとって実のある話が出来たとする。しかしそれ以降の人生でその人と関わる機会がない、ということも起こりうるのだ。
人との縁とはとても不思議なものだ。この発生条件も人によって違うのだろう。
出会いによって世界は変わりうる。それもまた面白いなと思う。
おもしろイベントの発生は拾っていきたいものである。

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