ライブのチケットを取った、宿泊先も決めた、交通手段も決めた、物販のことも調べた。持ち物のチケット、スマホ、お金も用意して準備万端! 次はいよいよ会場の話だ。
ライブハウスへ入場する流れを書く。オールスタンディングの場合の一例だ。
チケットを見ると、アルファベットや整理番号が書いてある。大抵、入場前はこの順番で整列が行われる。スタッフさんが声を出してくれることもあれば、自然発生的に列ができることもある。
会場には、整理番号順に1〜100番という数字が書いてある看板や張り紙が置いてあることが多い。(例えば、〜A100、〜B100というA・Bパターンもある。この場合、だいたいはAが入場し終わってから、Bの入場が開始する)
この表示を確認し、自分の番号かなと思う辺に並ぶ。勇気を出して、並んでる人に番号を聞いてみると、より正確な場所に並べる。しかし、並び損ねても入場口付近にいれば、だんだん列に吸収されていくので、入れるだろう(この際、通行人等の迷惑にならないようにする)。ただ、横から流れに乗れるような列形成ならいいのだが、広場で集合型だと、自分の番号になっても人の壁で前に進めないということがあるので、注意が必要だ(運の悪いときのZepp DiverCityがそんな感じだった)。
開場が18:00ならば、15分前、せめて17:45くらいには列の近くにいるのが良いと思う。整理番号が早いのならば、念のためもっと前もって待機していると安全だ。この辺の流れはアリーナのスタンディングもそれほど変わらない。
さて、いよいよ番号が呼ばれはじめる。最初は1、2、3など細かく刻んでくれることが多いが、数字が増えるにつれて、5刻み、10刻みとなっていくことが多い。この番号の呼び方はスタッフさんによって違う。また、大きいライブハウスだと、得点板のような番号の看板が設置してあることもある。注意深く、スタッフさんの点呼を聞いてほしい。
この点呼の瞬間はいつもドキドキする。気持ちがはやる。
自分の番号台が呼ばれたら、中に向かう。ライブハウスに入るとき、チケットをちぎってもらう(もぎりというやつ)。そしてドリンク代というものを払う。だいたい500円だ (最近は600円の場合も多くなってきた)。そのお金を、コインやドリンクチケットに交換してもらう。なぜそんなシステムかは検索してくると出てくるので、気になる人は見てみるといい。ドリンクは水、お茶、ジュース(ペットボトルが多いが、カップのときもある)、ビール、アルコールなど会場によって様々だ。
私は荷物を増やしたくないので、だいたい終演後、ペットボトルの水に交換することが多い。それにトイレの心配をしたくないのもある。この交換タイミングは人それぞれだろう。
以上がライブハウスに入るまでの流れだ。もちろん、自分の番号が過ぎたあとに会場に着いても、すぐに入ることができることが多いので安心して欲しい。
では、重要な点をまとめる。ライブハウスに入るとき、番号を呼ばれたら(番号以内になったら)チケットを出す、ドリンク代を渡す。これだけ覚えていれば大丈夫だろう。
ただ、ひとつ補足がある。前述通りドリンク代が600円の会場も存在するという点についてだ。私が初めて出会ったのは大阪BIGCATという会場だけだったが、消費税が上がって以降、600円の会場が増えた。係のお兄さんが「手元にチケットとドリンク代600円用意してくださ〜い」と叫んだ瞬間、列からはザワザワッジャラジャラという音がして笑った。入場をスムーズにするためにも、お釣りのないよう準備するのがいいだろう。
以下の記事は、ライブハウスの代表格Zeppについて詳しく書いた。
具体的なライブハウスの詳細記事をまとめたものもある。
関連記事
コメント