ライブグッズ Tシャツの話

ツアーグッズで大定番のライブTシャツ、今日はこの話をしようと思う。
バンドグッズのなかでもTシャツは、必ずと言っていいほどラインナップの中に入ってくる。小規模ツアーや対バンイベントでもTシャツは発売されることが多い。価格はだいたい3,000円から4,500円くらいだろう。一口にTシャツと言っても、キッズTシャツからワンピース型の丈が長いものまで様々だ。サイズはXSがある場合と、SからXLまでなどサイズ展開はツアーやアーティストによって違うことが多い。

Tシャツは、いちツアーに最低1枚は買ってしまう。アジカンホームタウンツアーのフォトTシャツは普段でもガンガン着られるデザインなので、正直2枚欲しいくらいだ。だが、今に至るまであまりにTシャツを買いすぎて、1ヶ月以上毎日違うTシャツで過ごせるレベルで所持している疑惑がある。怖いので数えていない。このように何も考えず欲望のままに購入していると、どんどん収納場所がなくなっていくのである。

まず、なぜTシャツを買ってしまうか。普段着に使えるし、ブランド価格と思えば、と買ってしまうのである。あと持ってない色のTシャツが出ると(ミント色や薄紫など)、今までにない色だな、と思い買ってしまう。基本的にライブTシャツはベース色が白か黒、グレーが多いので、色ベースだと嬉しくなってしまうのだ。
またツアーTシャツがライブでのユニフォーム、みたいな気持ちがどこかにあるからというのも思い当たる。フェスなどでは「あのTシャツ良いな、へーあのバンドかー」と他人の服装を見て思うことが、自身の体験にもあるため着ていきたい気持ちがある。それに加え、特にBUMPは本当に皆ライブTシャツを着ている率が高い。なのでライブ会場はBUMPの街みたいになるのが面白い。話が脱線した。別に過去のライブのTシャツを着ていくのも全然ありなのだ。普段着でも全く問題ない。ただ、ライブTシャツを買って着ることによって、変身・ライブモードみたいな気分になるのも事実だ。私が形から入るタイプだからだろうか。ちなみに、しんどい行事があるときは制服の下にライブTシャツを着ていたこともあった。鎧である。かさばるが。

あまりに頻繁に着ると首元がのびてしまう、という点もTシャツを買い続ける要因のひとつだ。だが、捨てられない。こうやってどんどんTシャツコレクションが増えていくのである。今は、好きなデザインのものを額に入れて飾れないだろうかと考えているところだ。BUMPの「THE LIVING DEAD TEE」とか。

BUMPのライブTシャツと言えば、前回のPATHFINDERツアーについて書きたい。あのツアー、進むごとに限定Tシャツがどんどん追加になっていったのである。そのため、Tシャツが増えに増えすぎた。今でもここにひとつ後悔があるので吐き出しておく。それは延期になった福岡公演(実質ファイナル)で発売されたPF Tour FUKUOKA TEE についてである。その公演を迎えたとき、すでに私はPFツアーで購入したTシャツが3枚になっていた。そのためFUKUOKA TEEは購入を見送ったのだ。今でもこれを少し後悔している。福岡に行く公演のときのユニフォームにすれば良かったと思っているからだ。買おうと思ったときには完売していた、というのも後悔に拍車をかけている。いや、いいんだ、そんな似たようなTシャツ毎日着て、スティーブジョブズの真似でもするつもりか。と自分を諫めている。

何がどう自分の後悔に繋がるか分からない。なんでこのTシャツ買ったんだろうも、なんでこのTシャツ買わなかったんだろうも、なんで先行物販もっと早い時間に並ばなかったんだろう売り切れて買えなかったも、全部経験がある。
それでもきっとライブに行けば、諸行無常を唱えながら、Tシャツを購入しようとするのであろう。なぜなら、買った後悔より買わなかった後悔の方がずっと強く残るし尾を引くからだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました