前回「BUMP OF CHICKEN映像作品(DVD、Blu-ray)のおすすめ」を書いた。今回はビデオクリップ集、MV作品の話だ。
『ビデオポキール』(2000年)
最初期のビデオクリップ集。ジャケットがもう若い。「ガラスのブルース」は、ライブで聴くたびこのMVの映像が頭で流れる。『FLAME VEIN』の歌詞カードのやつ。「おすすめMV3選～BUMP OF CHICKEN編～」に書いた「ランプ」もこれに入っている。昔のBUMPの空気が存分に感じられる1品。若いメンバーがトランプに興じたり、街を歩いていたり、打ち上げしている姿が観られる。藤くんの目もめっちゃ見えてる。エンディングには直井祭の様子も収録されている。
『jupiter』(2002年)
初期から打って変わって、格好良い方向になっている。「天体観測」が入っているのはこれ。メイキング映像も収録されている。こっちはわりとふざけている。「メロディーフラッグ」のメイキングは、“とおさんぞ”を思い出す感じだ。あと、「ダイアモンド」のメイキングもヤバい。藤くんのダンスがキレッキレなのだ。
特典でポストカードがついていた。絵柄は、
・寒そうなところに4人並んでいる
・海辺で木をもって遊んでいる(なお顔は真面目)
・ファミレスみたいなところで談笑している
・乗り物に乗って移動している
・狭くて景色の良さそうなところにぎゅうずめで座っている
となっており、どれも可愛い。
『ユグドラシル』(2004年)
コミカルなMVからじいんとくるMVから格好いいのから可愛いのまで種類が豊富。「車輪の唄」のMVが特に好きだ。BUMPは本当にこういう姿もよく似合う。「スノースマイル」もとても良い。これからの季節にもぴったりの1枚だ。
特典はミニポスター。
『orbital period』(2008年)
オープニングの映像は、ホームシップ衛星ツアーでも、こんなようなのが使われていた記憶がある。特にこの時期はBUMPの情報源がポンツカしかない、みたいな印象があり、情報に飢えすぎて、映画のスポットで流れた「花の名」を聴きまくった。そしてMVも観まくった。
「プラネタリウム」に出てくる地球儀のサッカーボールがずっと欲しいんだよな。これにチャマのサインが入ったやつが2016年時点で、チャマの実家にあったぞ。
「涙のふるさと」は制服姿のBUMPが観られる。隠しは「BELIEVE」だ。
特典はポストカードとシール。絵柄はジャケットの星の鳥や、アルバム『orbital period』の絵本に出てくるキャラクターたちだ。
『COSMONAUT』(2011年)
特に好みのMVが多い作品だ。一番繰り返し観た円盤でもある。まず「三ツ星カルテット」がとても良い。曲の雰囲気にめちゃめちゃ合っているし、つなぎも似合っている。「HAPPY」、「真っ赤な空を見ただろうか」「Merry Christmas」のMVは特に大好きで、ワクワクする。そして「beautiful glider」の「三ツ星カルテット」と対になっている感じも素敵なのである。隠しは「オフコース」、特典はステッカーだ。
ビデオクリップ集に関しては、お好みの時期で、という感じだ。初期のほうが面白濃度が高く、後ろのほうになるにつれ可愛さが増す、という印象である。
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