クソ暑い季節が来てしんどい。7月で完全に油断していた。別に海も花火も行かないけれど、こんな季節にはBase Ball Bear(以下ベボベ)を聴きたくなる。今日はそんなバンドの大好きな曲について書こうと思う。オススメな歌たちだ。
2006年発売『C』
「GIRL FRIEND」
しょっぱなから春だった。でも好きな曲だから話したい。ベボベのポップなのに、キャッキャしてないような、平温な感じがとても好きだ。このバンドは歌詞も声もメロディも特徴的なので、聴くとすぐ分かる。ギターのリフも印象に残る曲だ。
2009年発売『(WHAT IS THE)LOVE & POP?』
「BREEEEZE GIRL」作詞作曲:小出祐介
ベボベの夏、真骨頂だと思う。しゅわしゅわ弾けるような夏を音楽にしたらこんな感じだろう。明るい曲聴きたい人におすすめ。気分が晴れる。青空と校舎と太陽が似合う感じ。最後のサビのどんどん盛り上がっていく様子が聴いていてとても気持ちよい。「総天然色の夏」「過度~ってるんだよ」「夏いね」など、ベボベならでは、こいちゃんならではの歌詞も印象的だ。
2011年発売『新呼吸』
「short hair」
「GIRL FRIEND」と近い匂いがする。平温ポップというか。こういうベボベの曲が大好物なのである。サビが特に耳に残り、口ずさみたくなるグッドメロディだ。この『新呼吸』だと、「yoakemae 」、表題曲「 新呼吸 」もとても良い。ジャケットが白のせいか、全体的に曲にも白のイメージがある。清廉というか。でもどこかプラスチックのような無機物の質感がある。
そういえばベボベの曲には泥臭さが感じられない。シティ感が強いイメージがある。BUMPとかアジカンは泥臭いときがあるし、フジもたまにふっと土の匂いがするときがあるなと今、思い至った。当たり前ではあるけれど、作詞作曲者のバックグラウンドが楽曲にこんな反映されるのだろうか、面白い。
2005年発売『High Color Times』
「サテライト・タウンにて」
イントロから最高。まさに“街”が鮮やかに脳裏に浮かぶ。賑やかな街ではなく、ビル街や早朝の街を彷彿とするのは、歌詞に引っ張られているからだろうか。ギターの音色が特にそういう情景を呼び寄せる気がする。
確か、ライブでやるのを封印していると話していた曲。めちゃめちゃとても大好きなので、いつか生で聴きたい。どうかどうか。
このアルバムの中だと、「aimai memories」も大好きだ。これもイントロから最高なのである。
夏と言うなら、「真夏の条件」とかぴったりな曲もあった。
ライブ、とても楽しかったので、また行きたい。
ちなみに、ベボベにはベストアルバムも出ている。レモンを齧ってスカッとしながら、この酷暑を乗り切りたいものだ。
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