前回「ライブハウス、窓枠とはどんな会場か」という文章を書いた。ちなみにタイトルにある会場はどれも駅に近く徒歩5～15分圏内にある。アクセスも良くて、その点も嬉しい。
今回は、浜松へライブに来たときに寄って欲しい、おすすめスポットについて書こうと思う。ただし、チョイスの視点はBUMPアジカンフジの音楽ファン、だ。
以下がこれから紹介する場所だ。
・ 浜松駅バスターミナル
・浜松市楽器博物館
・喫茶店
・浜松城
・中田島砂丘
・ 浜松駅バスターミナル
浜松駅の地下は微妙に複雑だ。地上に出られるのかな、と乗ったエスカレーターが、バスターミナルにしか繋がっていなかったりする。このバスターミナル、ドーナツ状になっており、別の道に出たいときは先ほど乗ったエスカレーターで引き返さなければならないのだ。
なぜこの場所をあげたか。BUMPのホームシップ衛星（2008年）ツアー、エコパアリーナのMCにて、ヒロくんがこのバスターミナルに迷い込んで閉じ込められた話をしていたからだ。彷徨い歩いてみてはどうだろう。
・浜松市楽器博物館
この施設は特にバンドには関係ないのだが、おすすめの場所である。音楽や楽器が好きなら充分楽しめると思う。世界各地の楽器が展示されており、音色を聴ける装置も設置されている。また、体験コーナーでは馬頭琴なんかも弾くことができるのだ。いようと思えばいつまででもいられる施設なのである。
・喫茶店
フジファブリック金澤ダイスケが浜松公演に来た際、訪れた喫茶店だ。
音響はもちろんのこと、雰囲気もよく、紅茶を飲んだが香り高く美味しかった。窓枠の近くにあるので、開場までゆっくりしたいときにおすすめだ。
・浜松城公園
BUMPメンバーが訪れた場所だ。自然がいっぱいだが、ちょうど良い規模感で回りやすい。彼らが写真を撮った場所もすぐ見つけられると思う。駅から徒歩25分以内で辿り着ける。BUMPメンバーはバスで行ったようだ。
・中田島砂丘
色々な撮影が行われている場所だ。海と砂が広がる空間は、どこか非日常感がある。浜松駅からバスで20分程度揺られると到着する。BUMPのMV撮影もここで行われたことがあるようだ。また、音楽雑誌『ROCKIN'ON JAPAN』で、アジカンが初の表紙巻頭を飾ったときに、撮影が行われたのもここ、中田島砂丘なのである。VOL.262(2004年)のときのことだ。
浜松は見所がけっこうある。
ただ、東京からも名古屋からも絶妙な距離感だ。開場まで室内で座っていたい場合についても書いておく。浜松駅前には商業施設がいくつかあるが、遠鉄百貨店にはソファ設置スポットや、テーブルスポットなど、お金をかけずに休める場所がいくつもあった記憶がある。こぢんまりとしているが、駅前図書館もある。
また駅から少し離れたところにある商業施設、ザザシティにも休める場所があった。撤去されてたら、すまない。
静岡といえばハンバーグレストランのさわやか、も、駅前に出来るようだし、浜松の今後が楽しみである。あなたの浜松滞在が良き時間となることを願っている。
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